3つのポリシー

2025(R7)年度入学生用

総合人間学部 言語文化学科
<ディプロマ・ポリシー>(卒業認定・学位授与の方針)
言語文化学科では、学則に定める所定の単位を修得し、以下に示す水準に達したと認められる学生に学士(人文学)の学位を授与します。

  1. 学園の建学の精神と教育理念である「愛と奉仕」の精神を理解し、国際社会や地域社会で積極的に貢献できる実践力を身につけている。
  2. 社会人としてより良い人間関係を構築するための基礎的な教養や優れたコミュニケーション能力を有し、幅広い視野と多面的な思考力による客観的な認識力や判断力を身につけている。
  3. 課題を発見し、探求するための思考力や判断力と、その成果を文章や口頭で伝える表現力を身につけている。
  4. コミュニケーションの基礎や異なる文化を受容するための多様な価値観を理解し、多文化共生社会において、多様な人々と協働して、主体的に問題を解決する態度を身につけている。
  5. 専門科目の選択に応じて、各言語の運用能力を身につけ、その言語の背景となる地域の社会、歴史、文化の成り立ちを理解している。

<カリキュラム・ポリシー>(教育課程編成・実施の方針)
言語文化学科では、学生がディプロマ・ポリシーに掲げる水準に達することができるよう、以下のとおりカリキュラムを編成しています。

カリキュラムは、「共通教育科目」のカリキュラムと「専門教育科目」のカリキュラムにより編成します。
共通教育科目は、ディプロマ・マポリシーの1.および2.に掲げる能力等を養成するために編成するカリキュラムであり、ビジネス心理学科とも共有します。
専門教育必修科目では、4年間を通して、思考力・判断力・表現力、コミュニケーション能力、異文化理解力を培います。この共通基盤の上に、「日本科目群」「アジア科目群」「英語科目群」「実習系・留学系科目群」の履修によって専門性を高め、国際化社会で必要とされる言語能力とコミュニケーション能力を備えた教養人の育成を目指します。

  1. 1年次には、山陽スタンダード科目「知的生き方概論」「人間学」を履修します。それと平行して、人文科学、社会科学、自然科学、外国語、情報科目、スポーツなどの幅広い分野で構成された「共通教育科目」によって広い視野を培います。
  2. 1年次には、少人数の演習形式による「基礎演習Ⅰ」「基礎演習Ⅱ」を初年次教育として履修します。これら2科目で大学生に必要な学習方法・研究方法の基礎と共生社会構築に必要な考え方や行動の仕方の基礎を学びます。
  3. 「基礎演習Ⅰ、Ⅱ」「文章表現法Ⅰ、Ⅱ」「口頭表現法」「特別演習」「卒業研究Ⅰ、Ⅱ」の履修を通して、課題を発見し、探求するための思考力や判断力を身につけ、その成果を文章や口頭で伝える表現力を育てます。
  4. 「日本文化論」「日本の地域と社会」「伝統文化論」を履修することで、幅広い視点から日本人のアイデンティティーについて理解を深めることを目指します。
  5. 「コミュニケーション概論Ⅰ、Ⅱ」「異文化理解演習Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ」の履修により、コミュニケーションの基礎や、異なる文化を受容するための多様な価値観を学び、多文化共生社会において、多様な人々と協働し、主体的に問題を解決する態度を育てます。
  6. 「日本科目群」「アジア科目群」「英語科目群」「実習系・留学系科目群」の履修により、専門分野を体系的に学ぶことができます。日本語、中国語、ハングル、英語の運用能力を習得し、その言語の背景となる地域の社会、歴史、文化の成り立ちを理解します。
  7. 地域や国内、ひいては国際社会での貢献など、目指す分野や卒業後の希望進路に応じて科目を履修し、必要な単位を修得します。
  8. 「社会人入門」「ビジネス実務論」「企業協働型ラーニング」「NLPビジネス心理実践学」「キャリア学概論」「一般教養論」「インターンシップ・キャリア教育」などの就職支援科目を充実させ、社会人になるために必要なキャリア教育を進めます。
  9. 学習の評価は、シラバスに記載されている【成績評価の方法・基準】(筆記試験、論文、実技、出席状況等)に基づいて科目担当教員が行います。成績の評価は、100点を満点、60点以上を合格として単位を認定します。
  10. 第1・2年次においては、52単位以上を修得し、かつ累計GPA値1.00以上又は前年度GPA値1.00以上でなければ、第3年次配当の授業科目を履修することはできません。ただし、修得単位数に自由科目の単位は含めません。

<アドミッション・ポリシー>(入学者受入れの方針)
言語文化学科では、次に掲げるような人を望ましい学生像とし、積極的に受け入れたいと考えています。

  1. 日本を含めたアジアや英語圏の言語・文化・歴史・社会に関心を持ち、国際的視野で物事を考え、判断し、表現する力を身につけたい人
  2. 異文化間の交流やその影響などに関心があり、様々な人々との交流や協働を通じて主体的に学び、文化への理解を深めたい人
  3. 日本やアジアの言語と文化に関して、専門的な知識や技能を身につけ、それぞれの国や地域について発信したい人
  4. 英語と英語圏の文化に関する専門的な知識と技能を身につけ、国際的なコミュニケーションに役立つ英語運用能力を習得したい人
  5. 英語・国語の教員、学校図書館司書教諭、学芸員、司書、日本語教員等の資格を取得し、それを生かして活躍したい人
総合人間学部 ビジネス心理学科
<ディプロマ・ポリシー>(卒業認定・学位授与の方針)
ビジネス心理学科では、学則に定める所定の単位を修得し、以下に示す水準に達したと認められる学生に学士(ビジネス心理学)の学位を授与します。

  1. 学園の建学の精神と教育理念である「愛と奉仕」の精神を理解し、国際社会や地域社会で積極的に貢献できる実践力を身につけている。
  2. 社会人としてより良い人間関係を構築するための基礎的な教養や優れたコミュニケーション能力を有し、幅広い視野と多面的な思考力による客観的な認識力や判断力を身につけている。
  3. 社会生活や経済活動の諸問題の理解を伴った、人の心理や行動に関する深い科学的知見を有している。
  4. 現代社会における人の心理や行動を科学的に分析する技能を有している。
  5. 社会生活や経済活動の諸問題を解決する方策を主体的に提案、実践できる態度と創造的思考力を身につけている。

<カリキュラム・ポリシー>(教育課程編成・実施の方針)
ビジネス心理学科では、学生がディプロマ・ポリシーに掲げる水準に達することができるよう、以下のとおりカリキュラムを編成しています。

カリキュラムは、「共通教育科目」のカリキュラムと「専門教育科目」のカリキュラムにより編成します。
共通教育科目は、ディプロマ・ポリシーの1.および2.に掲げる能力等を養成するために編成するカリキュラムであり、言語文化学科とも共有します。ただし、ビジネス心理学科の専門教育の基礎となる一部の科目については、ビジネス心理学科固有の必修科目とします。
専門教育科目は、ビジネス心理学科の教育目標を達成するために編成するカリキュラムであり、ビジネス心理学科固有のものとします。更に、専門教育科目は、ディプロマ・ポリシーにおいて示す資質能力の養成を鑑み、「学科基本科目群」「基礎心理科目群」「ビジネス心理科目群」「データサイエンス科目群」に分類したうえで編成します。このうち、「学科基本科目群」の科目はすべて必修科目および選択必修科目とし、学科の教育の共通基盤とします。他方、「基礎心理科目群」「ビジネス心理科目群」「データサイエンス科目群」の科目はすべて選択科目とし、個人に応じた専門性の向上を目指しつつ、ディプロマ・ポリシーにおいて示す資質能力の総合的な養成を図ります。

各学年においては、以下に示す方針に基づき、各科目の教育を展開します。

  1. 「学科基本科目群」の必修科目はすべて1年次に開講します。これにより、ビジネス心理学科で学ぶための基本的な知識・技能・態度を養います。
  2. 2・3年次に「基礎心理科目群」「ビジネス心理科目群」「データサイエンス科目群」の選択科目の多くを開講します。ただし一部の基礎となる科目は1年次に開講します。また、3・4年次には選択科目の中でもより発展的な内容のものの多く開講します。こうしたカリキュラム・プランにより、現代社会における人の心理や行動の深い科学的知見と、それを科学的に分析し、諸問題を解決する方策を提案し、実践する能力を段階的に養います。
  3. 3・4年次の「学科基本科目群」の選択必修科目では、社会生活や経済活動などでの諸問題を発見し、解決する方策を主体的に提案、実践できる創造的思考力を総合的に養います。

また、大学教育の質を保証するため、以下に示す原則に則って成績評価と単位認定を行います。

  1. 学習の評価は、シラバスに記載されている【成績評価の方法・基準】(筆記試験、論文、実技、出席状況等)に基づいて科目担当教員が行います。成績の評価は、100点を満点、60点以上を合格として単位を認定します。
  2. 第1・2年次においては、52単位以上を修得し、かつ累計GPA値1.00以上又は前年度GPA値1.00以上でなければ、第3年次配当の授業科目を履修することはできません。ただし、修得単位数に自由科目の単位は含めません。

<アドミッション・ポリシー>(入学者受入れの方針)
ビジネス心理学科では、次に掲げるような人を望ましい学生像とし、積極的に受け入れたいと考えています。

  1. 人の心理と行動を理解する心理学の知識と方法論を学び、それを活かして社会で活躍したいと考えている人
  2. ビジネスに役立つ心理学の実践的な知識を身につけ、企業等で生き生きと働きたいと考えている人
  3. 社会調査やデータの分析、活用に関する実践的な知識と方法論を身につけ、社会生活で活用したいと考えている人
  4. AIやビッグデータなどのデータサイエンスに関心があり、将来その分野で活躍したいと考えている人
地域マネジメント学部 地域マネジメント学科
<ディプロマ・ポリシー>(卒業認定・学位授与の方針)
地域マネジメント学科では、学則に定める所定の単位を修得し、以下に示す水準に達したと認められる学生に学士(地域マネジメント学)の学位を授与します。

  1. 学園の建学の精神と教育理念である「愛と奉仕」の精神を理解し、国際社会や地域社会で積極的に貢献できる実践力を身につけている。
  2. 社会人としてより良い人間関係を構築するための基礎的な教養や優れたコミュニケーション能力を有し、幅広い視野と多面的な思考力による客観的な認識力や判断力を身につけている。
  3. 専門教育科目の学修、実地での実践活動などへの取り組みを通じて、地域でのビジネスを担い経済や産業のイノベーションを導くことや、地域づくりや公共政策の場で課題を解決し地域社会の発展に資する知識や能力を習得している。

<カリキュラム・ポリシー>(教育課程編成・実施の方針)
地域マネジメント学科では、学生がディプロマ・ポリシーに掲げる水準に達することができるよう、以下のとおりカリキュラムを編成しています。

  1. 共通教育科目
  2. ① 山陽スタンダード科目
    1年次において、本学の基本理念などについて学修します。
    ② 一般教養科目
    人文科学、社会科学、自然科学、外国語、情報科目、スポーツなどの幅広い分野を学修し、広い視野を培います。
    ③ 就職支援科目群
    将来の就職に向けた心構えや知識などを身につけていきます。
  3. 専門教育科目
  4. ① 学部基本科目群
    経営学、経済学、法律学など地域マネジメントを学ぶ際に必要とされる基本的な専門分野と社会調査などの方法論を学修し、それを踏まえて実地での課題解決に向けた実践活動や実習に取り組みます。
    ② 情報リテラシー科目群
    地域分析や政策立案に必要なデータ分析や情報ツールの活用について学修します。
    ③ 産業活性系科目群
    企業での新たな価値の創出や、地域産業の活性化などに寄与する科目を学修します。
    ④ 社会貢献系科目群
    地域づくりや持続可能な社会の創造に寄与する専門科目や、地方行政に関する科目を学修します。
    ⑤ 授業においては、アクティブラーニングやPBL(Project Based Learning/課題解決型学習)の手法を積極的に活用します。

<アドミッション・ポリシー>(入学者受入れの方針)
地域マネジメント学科では、次に掲げるような人を望ましい学生像とし、積極的に受け入れたいと考えています。

  1. 地域の課題を発見し解決する知識や能力を身につけ、地域の活性化を担いたいと考えている人
  2. 地域の経済や産業について学び、地域産業の活性化を実現したいと考えている人
  3. 地域づくりや公共政策について学び、地域社会の発展に貢献したいと考えている人
看護学部 看護学科
<ディプロマ・ポリシー>(卒業認定・学位授与の方針)
看護学科では、学則に定める所定の単位を修得し、以下に示す水準に達したと認められる学生に学士(看護学)の学位を授与します。

  1. 学園の建学の精神と教育理念である「愛と奉仕」の精神を理解し、国際社会や地域社会で積極的に貢献できる実践力を身につけている。
  2. 社会人としてより良い人間関係を構築するための基礎的な教養や優れたコミュニケーション能力を有し、幅広い視野と多面的な思考力による客観的な認識力や判断力を身につけている。
  3. 看護学に関する専門的知識・技術を修得し、あらゆる健康レベルや場における、科学的根拠に基づく的確な判断能力と問題解決能力を培い、これらを基盤とした看護実践能力を身につけている。
  4. 医療の高度化・複雑化・多様化に対応し、科学的かつ最新、最善の看護を実践するため、専門性の深化や役割の広がりに応じ継続的に自己研鑽できる。
  5. チーム医療の推進や職種間との役割分担・連携の進展に対応し、看護の専門性と役割を認識し、職種間の協調性と調整能力を身につけている。
  6. 地域における保健・医療・福祉ニーズを見極め、地域住民の健康生活を支援できる能力を体得している。

<カリキュラム・ポリシー>(教育課程編成・実施の方針)
看護学科では、学生がディプロマ・ポリシーに掲げる水準に達することができるよう、以下のとおりカリキュラムを編成しています。

  1. 教育課程を「共通(全学・学部共通)教育科目」と「専門教育科目」に分け、専門教育科目をさらに「専門基礎科目」と「専門科目」に区分した。学年進行に伴って段階的に身につけるべき能力に対応できるよう、課程編成の主要概念を人間、健康、社会、環境、看護とする。
  2. 「共通教育科目」は、豊かな教養と人間愛を備え、科学的思考法を体得し、将来さまざまな看護場面に対応できるための基礎となる科目群を設定した。また初年次教育として、大学での学問に必要なスキルや、人間関係を確立するためのコミュニケーションなどを学ぶための科目を設ける。
  3. 「専門基礎科目」は、看護学を支持する科目で、人間、健康、社会、環境に関する理解を深め、健康、疾病、生活に関する理解に基づいた判断能力、調整能力が発揮できるための基礎となる科目群を設定する。
  4. 「専門科目」は看護学の知識・理論と技術を深めるもので、対象者の健康レベル、ライフサイクルに対応する看護に必要な知識・技術を修得するための科目群を設定する。特に、各看護学領域では、先ずそれぞれの看護学概論を学修した後に援助論・技術を学び、理論、知識、技術を統合するために臨地実習を行うよう構成する。
  5. 上記の科目には、保健師国家試験受験資格取得のための科目が含まれる。授業科目は上記の科目に加え、養護教諭一種免許に必要な科目を合わせた科目で構成される。

<アドミッション・ポリシー>(入学者受入れの方針)
看護学科では、次に掲げるような人を望ましい学生像とし、積極的に受け入れたいと考えています。

  1. 看護学に関する専門的知識・技術を学び、将来看護専門職(看護師、保健師、養護教諭)として活躍したいという意欲のある人
  2. 人間を愛し思いやりと優しさをもって、あらゆる人々とコミュニケーションがとれる人
  3. 社会状況の変化に対応し、専門職業人として生涯にわたり積極的に自己研鑽をしていける人
  4. 保健・医療・福祉サービスの質的向上のために、地域社会や国際社会に貢献したいという強い意志をもつ人
大学院 看護学研究科
<ディプロマ・ポリシー>(修了認定・学位授与の方針)
看護学研究科では、学則に定める所定の単位を修得するとともに、修士論文または課題研究論文の審査および最終試験に合格し、以下に示す水準に達したと認められる学生に修士(看護学)の学位を授与します。

  1. 高度な専門的知識、倫理性を有し、質の高い看護実践ができる。
  2. 看護学の専門分野に関する研究に取り組み、看護学の進展に貢献できる能力を身につけている。
  3. 看護学の発展に寄与することができる内容の修士論文(特別研究または課題研究)を作成することができる。
  4. 高度な看護実践、教育・研究活動をとおして地域社会へ貢献できる能力を身につけている。

<カリキュラム・ポリシー>(教育課程編成・実施の方針)
看護学研究科では、学生がディプロマ・ポリシーに掲げる水準に達することができるよう、以下の方針でカリキュラムを編成しています。

「地域住民と共に健康的コミュニティを創造する中で、人々の健康を実現するための、知識・技術の開発や方法を探求する」ための教育課程とし、「共通科目」と「専門科目」に区分し、専門科目には「看護学研究コース」と「精神看護CNSコース」を設置しています。
・「看護学研究コース」では看護学の教育・研究者および高度な教育成果を活用し、地域で活動する看護実践者を育成する。
・「精神看護CNSコース」では、精神看護学分野において、総合的な判断力と組織的な問題解決力をもって活動し、精神看護実践の発展に貢献できる専門看護師(CNS)の育成を目指す。

(1) 共通科目
共通科目は、看護学分野に関する基礎的素養を涵養する科目及び、専門的知識・技術の向上や開発などの研究活動を展開するための10科目を配置した。それらは、生命への尊厳と人間理解を深め、看護職が直面する倫理的課題への対応及び看護に関する諸理論を探求する「看護倫理」「看護理論」、高度看護実践者として活動する上で必要な「臨床薬理学」「病態生理学」「フィジカルアセスメント」である。
さらに質の高い看護サービスの改革および、社会の健康問題に関する対応策に積極的に関与し、看護学を発展させることのできる人材を育成するため、「看護研究」「看護教育論」「看護管理論」「コンサルテーション論」を配置ている。また、国際的な視点から医療・看護を探求する「国際医療論」を設けている。

(2) 専門科目
専門科目は、高度な専門的知識・能力を持つ看護専門職を担うための卓越した能力を培い、学生自らが看護学を研究していく上で必要な能力、技法を修得するための科目である。地域の看護職のための専門的教育研究を中核とし、さらに精神看護学における高度な専門能力の獲得を目指す看護職のための精神看護CNS科目を設定する。つまり専門科目では、高度な専門的知識・能力を持つ看護専門職を担うための卓越した能力を培い、学生自らが看護学を研究していく上で必要な能力、技法を修得し、看護学の実践分野で指導的役割を果たすため、「看護学研究コース」と「精神看護CNSコース」の2コースを設定している。

それぞれの看護学に特論と特論に基づく演習、さらに、「精神看護CNSコース」では、実習を配置し、各看護学の高度な専門的知識・技術を学ぶこととした。つまり、総論から各論へ実践的な専門的知識・技術を段階的に修得できるように科目を配置している。
「特別研究」・「課題研究」においては、修士論文を作成する。

(学修成果の評価のあり方)
各課題及び修士論文の提出やプレゼンテーション等を通じて学生自ら学習への取り組みの成果を示すことができること、及び学生から示されたそれらの成果の内容が学修の成果として認められることをもって、学修成果の評価を行う。

<アドミッション・ポリシー>(入学者受入れの方針)
看護学研究科では、次に掲げるような人を望ましい学生像とし、積極的に受け入れたいと考えています。

  1. 看護学の基礎知識と総合的な学力を有し、豊かな人間性と高い探究心を持って、主体的に看護実践の向上に寄与できる人
  2. 高度専門職業人又は教育研究者として、看護学(知識及び技能)の発展に貢献する意欲のある人
  3. 保健・医療・福祉の諸問題に積極的に取り組み、問題解決に向けた思考力や判断力を養いながら、研究を遂行できる人
  4. 高い倫理観を有し、地域社会に貢献する意志と責任感を持った人
助産学専攻科
<ディプロマ・ポリシー>(修了認定の方針)
助産学専攻科では、規程に定める所定の単位を修得し、以下に示す水準に達したと認められる学生に修了証書を授与します。

  1. 助産実践の対象となる全ての人に対して、敬意を持ち、温かく接することができ、倫理的な態度で人と人との関係を築くことができる。
  2. 高度化する周産期医療に対応できる専門的知識と、技術を持ち、安全で対象者のニーズを満たすことのできるケアが提供できる。
  3. 助産師として女性の各期のリプロダクティブヘルス/ライツに関するアセスメント支援ができ、地域の母子保健に貢献できる。
  4. 自律した助産師としての責任と使命を認識し、変化のある社会において、生涯にわたり、自己研鑽ができる。

<カリキュラムポリシー>(教育課程編成・実施の方針)
助産学専攻科では、学生がディプロマ・ポリシーに掲げる水準に達することができるよう、以下の方針でカリキュラムを編成しています。

〈助産における倫理的課題に対応する能力〉〈マタニティケア能力〉〈性と生殖のケア能力〉〈専門的自律能力〉を主機能として、「助産学基礎領域」「実践助産学領域」「助産学関連領域」を設定して科目を配置しています。

  1. 「助産学基礎領域」8科目は、助産学の基礎となる知識として概念や、倫理、人権について学び、助産師に求められる能力として〈助産における倫理的課題に対応する能力〉〈マタニティケア能力〉〈性と生殖のケア能力〉を培い、助産師としてのアイデンティティの基礎を築く科目群を設定した。
  2. 「実践助産学領域」13科目は、助産診断・技術を学び、助産ケアと助産管理、地域母子保健についても知識と技術を修得できるように配置した。助産師に求められる能力として〈助産における倫理的課題に対応する能力〉〈マタニティケア能力〉〈性と生殖のケア能力〉〈専門的自律能力〉を培い、自律した助産活動が実践できるように講義・演習・実習科目を設定した。
  3. 「助産学関連領域」2科目は、助産実践を行うための女性のセルフケアの向上を目指し、女性とその家族のライフサイクルにおける課題に対応するための助産活動に必要な知識・技術を修得する科目群を設定した。
  4. 学習過程においては、グループ討議や課題学習、プレゼンテーションを実施する。

(学修成果の評価のあり方)
定期試験による総合評価、技術到達度評価、レポート課題の提出や課題に対するプレゼンテーション等を通じて学生自ら学修への取り組みの成果を示すことができること、及び学生から示されたそれらの成果が学修の成果として認められることをもって、学修成果の評価を行う。

<アドミッションポリシー>(入学者受入れの方針)
助産学専攻科では、次に掲げるような人を望ましい学生像とし、積極的に受け入れたいと考えています。

  1. 生命の誕生に真摯に向き合い、周産期医療の様々な場面において責任ある行動ができる人
  2. 高い倫理観を持ち、誠実な態度で助産学を探究し、主体的に行動することができる人
  3. 人と人との関係性を大切にし、地域と連携した母子保健の向上を目指すことができる人
健康栄養学科
<ディプロマ・ポリシー>(卒業認定・学位授与の方針)
健康栄養学科では、学則に定める所定の単位を修得し、以下に示す水準に達したと認められる学生に短期大学士(健康栄養学)の学位を授与します。

  1. 学園の建学の精神と教育理念である「愛と奉仕」の精神を理解し、社会人としての基礎的な教養を身につけている。
  2. 「食」を通して人々の健康の維持・増進に貢献できる。
  3. 健康と「食」についての知識・技能・実践力をもつ。
  4. 健康と「食」に関する様々な情報を、科学的根拠に基づいて判断できる。
  5. 責任感を持ち、周囲と協力して仕事を進めることができる。
  6. 課題を発見し、それを解決するための取組ができる。

<カリキュラム・ポリシー>(教育課程編成・実施の方針)
健康栄養学科では、学生がディプロマ・ポリシーに掲げる水準に達することができるよう、以下のとおりカリキュラムを編成しています。

  1. 栄養士免許証及び栄養教諭二種免許状の取得に必要な専門教育科目は、専門基礎科目から専門科目へと体系的に開講する。
  2. 初年次教育科目として「知的生き方概論」及び「一般教養基礎」を設け、短期大学教育への円滑な導入を図る。
  3. 「社会人入門」等のキャリア教育科目を通じて、栄養士の社会的役割についての理解を促進する。
  4. 学生と教員とのコミュニケーションを大切にした授業を行う。
  5. 実習やボランティア活動に重点をおき、能動的な学びの中で、問題解決力、自己管理能力やチームワーク力、リーダーシップ力等を育てる。
  6. 学修の評価は、授業概要(シラバス)に記載されている【成績評価の方法・基準】(筆記試験、レポート、実技、出席状況等)に基づいて科目担当教員が行う。成績の評価は、100点を満点、60点以上を合格として単位を認定する。

<アドミッション・ポリシー>(入学者受入れの方針)
健康栄養学科では、次に掲げるような人を望ましい学生像とし、積極的に受け入れたいと考えています。

  1. 健康と「食」に関心をもつ人
  2. 健康と「食」について学び、栄養士として社会に貢献したいと考える人
  3. 周りの人を思いやり、協調して物事に取り組める人
  4. 目標に向かって不断の努力をする人
こども育成学科
<ディプロマ・ポリシー>(卒業認定・学位授与の方針)
こども育成学科では、学則に定める所定の単位を修得し、以下に示す水準に達したと認められる学生に短期大学士(こども育成学)の学位を授与します。

  1. 学園の建学の精神と教育理念である「愛と奉仕」の精神を理解し、社会人としての基礎的な教養を身につけている。
  2. 保育職としての幅広い分野の高い教養を身につけている。
  3. 専門分野の基礎的な知識や技能を修得している。
  4. 専門分野に関する理論を応用し、実践できる思考力、判断力、表現力を身につけている。
  5. 問題を発見し、他者と協働しながら創造的に問題を解決できる。
  6. 保育の専門職としての使命を自覚し、社会に貢献できる。

<カリキュラム・ポリシー>(教育課程編成・実施の方針)
こども育成学科では、学生がディプロマ・ポリシーに掲げる水準に達することができるよう、以下のとおりカリキュラムを編成しています。

  1. 幼稚園教諭二種免許状及び保育士資格の取得に必要な科目は、各分野の知識・技能を基礎から系統的に学び、実践力を身につけることができるように配置する。
  2. 初年次教育科目として「知的生き方概論」及び「一般教養基礎」を設け、短期大学教育への円滑な導入を図っていく。
  3. 「キャリアデザイン」等のキャリア教育科目を重視し、保育者の社会的役割についての理解を促進する。
  4. 学生と教員とのコミュニケーションを大切にした授業を行う。
  5. 実習やボランティア活動に重点をおき、学生主体の協働的な学びの中で、問題解決力、自己管理能力やチームワーク力、リーダーシップ力等を育てる。
  6. 学修の評価は、授業概要(シラバス)に記載されている【成績評価の方法・基準】(筆記試験、レポート、実技等)に基づいて科目担当教員が行う。成績の評価は、100 点を満点、60 点以上を合格として単位を認定する。

<アドミッション・ポリシー>(入学者受入れの方針)
こども育成学科では、次に掲げるような人を望ましい学生像とし、積極的に受け入れたいと考えています。

  1. 子どもや保育に関心があり、将来幼稚園教諭・保育士として社会に貢献したいと考えている人
  2. 免許・資格の取得に向けて意欲的に取り組むことのできる人
  3. 子どもの人格を尊重し、愛情を持って接することのできる人
  4. 自分の考えを持ちつつも人の意見に耳を傾けることのできる協調性のある人
  5. 基本的な生活習慣を身につけ、常識的な行動のとれる人

2024(R6)年度入学生用

総合人間学部 言語文化学科
<ディプロマ・ポリシー>(卒業認定・学位授与の方針)
言語文化学科では、学則に定める所定の単位を修得し、以下に示す水準に達したと認められる学生に学士(人文学)の学位を授与します。

  1. 学園の建学の精神と教育理念である「愛と奉仕」の精神を理解し、国際社会や地域社会で積極的に貢献できる実践力を身につけている。
  2. 社会人としてより良い人間関係を構築するための基礎的な教養や優れたコミュニケーション能力を有し、幅広い視野と多面的な思考力による客観的な認識力や判断力を身につけている。
  3. 課題を発見し、探求するための思考力や判断力と、その成果を文章や口頭で伝える表現力を身につけている。
  4. コミュニケーションの基礎や異なる文化を受容するための多様な価値観を理解し、多文化共生社会において、多様な人々と協働して、主体的に問題を解決する態度を身につけている。
  5. 専門科目の選択に応じて、各言語の運用能力を身につけ、その言語の背景となる地域の社会、歴史、文化の成り立ちを理解している。

<カリキュラム・ポリシー>(教育課程編成・実施の方針)
言語文化学科では、学生がディプロマ・ポリシーに掲げる水準に達することができるよう、以下のとおりカリキュラムを編成しています。

カリキュラムは、「共通教育科目」のカリキュラムと「専門教育科目」のカリキュラムにより編成します。
共通教育科目は、ディプロマ・マポリシーの1.および2.に掲げる能力等を養成するために編成するカリキュラムであり、ビジネス心理学科とも共有します。
専門教育必修科目では、4年間を通して、思考力・判断力・表現力、コミュニケーション能力、異文化理解力を培います。この共通基盤の上に、「日本科目群」「アジア科目群」「英語科目群」「実習系・留学系科目群」の履修によって専門性を高め、国際化社会で必要とされる言語能力とコミュニケーション能力を備えた教養人の育成を目指します。

  1. 1年次には、山陽スタンダード科目「知的生き方概論」「人間学」を履修します。それと平行して、人文科学、社会科学、自然科学、外国語、情報科目、スポーツなどの幅広い分野で構成された「共通教育科目」によって広い視野を培います。
  2. 1年次には、少人数の演習形式による「基礎演習Ⅰ」「基礎演習Ⅱ」を初年次教育として履修します。これら2科目で大学生に必要な学習方法・研究方法の基礎と共生社会構築に必要な考え方や行動の仕方の基礎を学びます。
  3. 「基礎演習Ⅰ、Ⅱ」「文章表現法Ⅰ、Ⅱ」「口頭表現法」「特別演習」「卒業研究Ⅰ、Ⅱ」の履修を通して、課題を発見し、探求するための思考力や判断力を身につけ、その成果を文章や口頭で伝える表現力を育てます。
  4. 「日本文化論」「日本の地域と社会」「伝統文化論」を履修することで、幅広い視点から日本人のアイデンティティーについて理解を深めることを目指します。
  5. 「コミュニケーション概論Ⅰ、Ⅱ」「異文化理解演習Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ」の履修により、コミュニケーションの基礎や、異なる文化を受容するための多様な価値観を学び、多文化共生社会において、多様な人々と協働し、主体的に問題を解決する態度を育てます。
  6. 「日本科目群」「アジア科目群」「英語科目群」「実習系・留学系科目群」の履修により、専門分野を体系的に学ぶことができます。日本語、中国語、ハングル、英語の運用能力を習得し、その言語の背景となる地域の社会、歴史、文化の成り立ちを理解します。
  7. 地域や国内、ひいては国際社会での貢献など、目指す分野や卒業後の希望進路に応じて科目を履修し、必要な単位を修得します。
  8. 「社会人入門」「ビジネス実務論」「企業協働型ラーニング」「NLPビジネス心理実践学」「キャリア学概論」「一般教養論」「インターンシップ・キャリア教育」などの就職支援科目を充実させ、社会人になるために必要なキャリア教育を進めます。
  9. 学習の評価は、シラバスに記載されている【成績評価の方法・基準】(筆記試験、論文、実技、出席状況等)に基づいて科目担当教員が行います。成績の評価は、100点を満点、60点以上を合格として単位を認定します。
  10. 第1・2年次においては、52単位以上を修得し、かつ累計GPA値1.00以上又は前年度GPA値1.00以上でなければ、第3年次配当の授業科目を履修することはできません。ただし、修得単位数に自由科目の単位は含めません。

<アドミッション・ポリシー>(入学者受入れの方針)
言語文化学科では、次に掲げるような人を望ましい学生像とし、積極的に受け入れたいと考えています。

  1. 日本を含めたアジアや英語圏の言語・文化・歴史・社会に関心を持ち、国際的視野で物事を考え、判断し、表現する力を身につけたい人
  2. 異文化間の交流やその影響などに関心があり、様々な人々との交流や協働を通じて主体的に学び、文化への理解を深めたい人
  3. 日本やアジアの言語と文化に関して、専門的な知識や技能を身につけ、それぞれの国や地域について発信したい人
  4. 英語と英語圏の文化に関する専門的な知識と技能を身につけ、国際的なコミュニケーションに役立つ英語運用能力を習得したい人
  5. 英語・国語の教員、学校図書館司書教諭、学芸員、司書、日本語教員等の資格を取得し、それを生かして活躍したい人
総合人間学部 ビジネス心理学科
<ディプロマ・ポリシー>(卒業認定・学位授与の方針)
ビジネス心理学科では、学則に定める所定の単位を修得し、以下に示す水準に達したと認められる学生に学士(ビジネス心理学)の学位を授与します。

  1. 学園の建学の精神と教育理念である「愛と奉仕」の精神を理解し、国際社会や地域社会で積極的に貢献できる実践力を身につけている。
  2. 社会人としてより良い人間関係を構築するための基礎的な教養や優れたコミュニケーション能力を有し、幅広い視野と多面的な思考力による客観的な認識力や判断力を身につけている。
  3. 社会生活や経済活動の諸問題の理解を伴った、人の心理や行動に関する深い科学的知見を有している。
  4. 現代社会における人の心理や行動を科学的に分析する技能を有している。
  5. 社会生活や経済活動の諸問題を解決する方策を主体的に提案、実践できる態度と創造的思考力を身につけている。

<カリキュラム・ポリシー>(教育課程編成・実施の方針)
ビジネス心理学科では、学生がディプロマ・ポリシーに掲げる水準に達することができるよう、以下のとおりカリキュラムを編成しています。

カリキュラムは、「共通教育科目」のカリキュラムと「専門教育科目」のカリキュラムにより編成します。
共通教育科目は、ディプロマ・ポリシーの1.および2.に掲げる能力等を養成するために編成するカリキュラムであり、言語文化学科とも共有します。ただし、ビジネス心理学科の専門教育の基礎となる一部の科目については、ビジネス心理学科固有の必修科目とします。
専門教育科目は、ビジネス心理学科の教育目標を達成するために編成するカリキュラムであり、ビジネス心理学科固有のものとします。更に、専門教育科目は、ディプロマ・ポリシーにおいて示す資質能力の養成を鑑み、「学科基本科目群」「基礎心理科目群」「ビジネス心理科目群」「データサイエンス科目群」に分類したうえで編成します。このうち、「学科基本科目群」の科目はすべて必修科目および選択必修科目とし、学科の教育の共通基盤とします。他方、「基礎心理科目群」「ビジネス心理科目群」「データサイエンス科目群」の科目はすべて選択科目とし、個人に応じた専門性の向上を目指しつつ、ディプロマ・ポリシーにおいて示す資質能力の総合的な養成を図ります。

各学年においては、以下に示す方針に基づき、各科目の教育を展開します。

  1. 「学科基本科目群」の必修科目はすべて1年次に開講します。これにより、ビジネス心理学科で学ぶための基本的な知識・技能・態度を養います。
  2. 2・3年次に「基礎心理科目群」「ビジネス心理科目群」「データサイエンス科目群」の選択科目の多くを開講します。ただし一部の基礎となる科目は1年次に開講します。また、3・4年次には選択科目の中でもより発展的な内容のものの多く開講します。こうしたカリキュラム・プランにより、現代社会における人の心理や行動の深い科学的知見と、それを科学的に分析し、諸問題を解決する方策を提案し、実践する能力を段階的に養います。
  3. 3・4年次の「学科基本科目群」の選択必修科目では、社会生活や経済活動などでの諸問題を発見し、解決する方策を主体的に提案、実践できる創造的思考力を総合的に養います。

また、大学教育の質を保証するため、以下に示す原則に則って成績評価と単位認定を行います。

  1. 学習の評価は、シラバスに記載されている【成績評価の方法・基準】(筆記試験、論文、実技、出席状況等)に基づいて科目担当教員が行います。成績の評価は、100点を満点、60点以上を合格として単位を認定します。
  2. 第1・2年次においては、52単位以上を修得し、かつ累計GPA値1.00以上又は前年度GPA値1.00以上でなければ、第3年次配当の授業科目を履修することはできません。ただし、修得単位数に自由科目の単位は含めません。

<アドミッション・ポリシー>(入学者受入れの方針)
ビジネス心理学科では、次に掲げるような人を望ましい学生像とし、積極的に受け入れたいと考えています。

  1. 人の心理と行動を理解する心理学の知識と方法論を学び、それを活かして社会で活躍したいと考えている人
  2. ビジネスに役立つ心理学の実践的な知識を身につけ、企業等で生き生きと働きたいと考えている人
  3. 社会調査やデータの分析、活用に関する実践的な知識と方法論を身につけ、社会生活で活用したいと考えている人
  4. AIやビッグデータなどのデータサイエンスに関心があり、将来その分野で活躍したいと考えている人
地域マネジメント学部 地域マネジメント学科
<ディプロマ・ポリシー>(卒業認定・学位授与の方針)
地域マネジメント学科では、学則に定める所定の単位を修得し、以下に示す水準に達したと認められる学生に学士(地域マネジメント学)の学位を授与します。

  1. 学園の建学の精神と教育理念である「愛と奉仕」の精神を理解し、国際社会や地域社会で積極的に貢献できる実践力を身につけている。
  2. 社会人としてより良い人間関係を構築するための基礎的な教養や優れたコミュニケーション能力を有し、幅広い視野と多面的な思考力による客観的な認識力や判断力を身につけている。
  3. 専門教育科目の学修、実地での実践活動などへの取り組みを通じて、地域でのビジネスを担い経済や産業のイノベーションを導くことや、地域づくりや公共政策の場で課題を解決し地域社会の発展に資する知識や能力を習得している。

<カリキュラム・ポリシー>(教育課程編成・実施の方針)
地域マネジメント学科では、学生がディプロマ・ポリシーに掲げる水準に達することができるよう、以下のとおりカリキュラムを編成しています。

  1. 共通教育科目
  2. ① 山陽スタンダード科目
    1年次において、本学の基本理念などについて学修します。
    ② 一般教養科目
    人文科学、社会科学、自然科学、外国語、情報科目、スポーツなどの幅広い分野を学修し、広い視野を培います。
    ③ 就職支援科目群
    将来の就職に向けた心構えや知識などを身につけていきます。
  3. 専門教育科目
  4. ① 学部基本科目群
    経営学、経済学、法律学など地域マネジメントを学ぶ際に必要とされる基本的な専門分野と社会調査などの方法論を学修し、それを踏まえて実地での課題解決に向けた実践活動や実習に取り組みます。
    ② 情報リテラシー科目群
    地域分析や政策立案に必要なデータ分析や情報ツールの活用について学修します。
    ③ 産業活性系科目群
    企業での新たな価値の創出や、地域産業の活性化などに寄与する科目を学修します。
    ④ 社会貢献系科目群
    地域づくりや持続可能な社会の創造に寄与する専門科目や、地方行政に関する科目を学修します。
    ⑤ 授業においては、アクティブラーニングやPBL(Project Based Learning/課題解決型学習)の手法を積極的に活用します。

<アドミッション・ポリシー>(入学者受入れの方針)
地域マネジメント学科では、次に掲げるような人を望ましい学生像とし、積極的に受け入れたいと考えています。

  1. 地域の課題を発見し解決する知識や能力を身につけ、地域の活性化を担いたいと考えている人
  2. 地域の経済や産業について学び、地域産業の活性化を実現したいと考えている人
  3. 地域づくりや公共政策について学び、地域社会の発展に貢献したいと考えている人
看護学部 看護学科
<ディプロマ・ポリシー>(卒業認定・学位授与の方針)
看護学科では、学則に定める所定の単位を修得し、以下に示す水準に達したと認められる学生に学士(看護学)の学位を授与します。

  1. 学園の建学の精神と教育理念である「愛と奉仕」の精神を理解し、国際社会や地域社会で積極的に貢献できる実践力を身につけている。
  2. 社会人としてより良い人間関係を構築するための基礎的な教養や優れたコミュニケーション能力を有し、幅広い視野と多面的な思考力による客観的な認識力や判断力を身につけている。
  3. 看護学に関する専門的知識・技術を修得し、あらゆる健康レベルや場における、科学的根拠に基づく的確な判断能力と問題解決能力を培い、これらを基盤とした看護実践能力を身につけている。
  4. 医療の高度化・複雑化・多様化に対応し、科学的かつ最新、最善の看護を実践するため、専門性の深化や役割の広がりに応じ継続的に自己研鑽できる。
  5. チーム医療の推進や職種間との役割分担・連携の進展に対応し、看護の専門性と役割を認識し、職種間の協調性と調整能力を身につけている。
  6. 地域における保健・医療・福祉ニーズを見極め、地域住民の健康生活を支援できる能力を体得している。

<カリキュラム・ポリシー>(教育課程編成・実施の方針)
看護学科では、学生がディプロマ・ポリシーに掲げる水準に達することができるよう、以下のとおりカリキュラムを編成しています。

  1. 教育課程を「共通(全学・学部共通)教育科目」と「専門教育科目」に分け、専門教育科目をさらに「専門基礎科目」と「専門科目」に区分した。学年進行に伴って段階的に身につけるべき能力に対応できるよう、課程編成の主要概念を人間、健康、社会、環境、看護とする。
  2. 「共通教育科目」は、豊かな教養と人間愛を備え、科学的思考法を体得し、将来さまざまな看護場面に対応できるための基礎となる科目群を設定した。また初年次教育として、大学での学問に必要なスキルや、人間関係を確立するためのコミュニケーションなどを学ぶための科目を設ける。
  3. 「専門基礎科目」は、看護学を支持する科目で、人間、健康、社会、環境に関する理解を深め、健康、疾病、生活に関する理解に基づいた判断能力、調整能力が発揮できるための基礎となる科目群を設定する。
  4. 「専門科目」は看護学の知識・理論と技術を深めるもので、対象者の健康レベル、ライフサイクルに対応する看護に必要な知識・技術を修得するための科目群を設定する。特に、各看護学領域では、先ずそれぞれの看護学概論を学修した後に援助論・技術を学び、理論、知識、技術を統合するために臨地実習を行うよう構成する。
  5. 上記の科目には、保健師国家試験受験資格取得のための科目が含まれる。授業科目は上記の科目に加え、養護教諭一種免許に必要な科目を合わせた科目で構成される。

<アドミッション・ポリシー>(入学者受入れの方針)
看護学科では、次に掲げるような人を望ましい学生像とし、積極的に受け入れたいと考えています。

  1. 看護学に関する専門的知識・技術を学び、将来看護専門職(看護師、保健師、養護教諭)として活躍したいという意欲のある人
  2. 人間を愛し思いやりと優しさをもって、あらゆる人々とコミュニケーションがとれる人
  3. 社会状況の変化に対応し、専門職業人として生涯にわたり積極的に自己研鑽をしていける人
  4. 保健・医療・福祉サービスの質的向上のために、地域社会や国際社会に貢献したいという強い意志をもつ人
大学院 看護学研究科
<ディプロマ・ポリシー>(修了認定・学位授与の方針)
看護学研究科では、学則に定める所定の単位を修得するとともに、修士論文または課題研究論文の審査および最終試験に合格し、以下に示す水準に達したと認められる学生に修士(看護学)の学位を授与します。

  1. 高度な専門的知識、倫理性を有し、質の高い看護実践ができる。
  2. 看護学の専門分野に関する研究に取り組み、看護学の進展に貢献できる能力を身につけている。
  3. 看護学の発展に寄与することができる内容の修士論文(特別研究または課題研究)を作成することができる。
  4. 高度な看護実践、教育・研究活動をとおして地域社会へ貢献できる能力を身につけている。

<カリキュラム・ポリシー>(教育課程編成・実施の方針)
看護学研究科では、学生がディプロマ・ポリシーに掲げる水準に達することができるよう、以下の方針でカリキュラムを編成しています。

「地域住民と共に健康的コミュニティを創造する中で、人々の健康を実現するための、知識・技術の開発や方法を探求する」ための教育課程とし、「共通科目」と「専門科目」に区分し、専門科目には「看護学研究コース」と「精神看護CNSコース」を設置しています。
・「看護学研究コース」では看護学の教育・研究者および高度な教育成果を活用し、地域で活動する看護実践者を育成する。
・「精神看護CNSコース」では、精神看護学分野において、総合的な判断力と組織的な問題解決力をもって活動し、精神看護実践の発展に貢献できる専門看護師(CNS)の育成を目指す。

(1) 共通科目
共通科目は、看護学分野に関する基礎的素養を涵養する科目及び、専門的知識・技術の向上や開発などの研究活動を展開するための10科目を配置した。それらは、生命への尊厳と人間理解を深め、看護職が直面する倫理的課題への対応及び看護に関する諸理論を探求する「看護倫理」「看護理論」、高度看護実践者として活動する上で必要な「臨床薬理学」「病態生理学」「フィジカルアセスメント」である。
さらに質の高い看護サービスの改革および、社会の健康問題に関する対応策に積極的に関与し、看護学を発展させることのできる人材を育成するため、「看護研究」「看護教育論」「看護管理論」「コンサルテーション論」を配置ている。また、国際的な視点から医療・看護を探求する「国際医療論」を設けている。

(2) 専門科目
専門科目は、高度な専門的知識・能力を持つ看護専門職を担うための卓越した能力を培い、学生自らが看護学を研究していく上で必要な能力、技法を修得するための科目である。地域の看護職のための専門的教育研究を中核とし、さらに精神看護学における高度な専門能力の獲得を目指す看護職のための精神看護CNS科目を設定する。つまり専門科目では、高度な専門的知識・能力を持つ看護専門職を担うための卓越した能力を培い、学生自らが看護学を研究していく上で必要な能力、技法を修得し、看護学の実践分野で指導的役割を果たすため、「看護学研究コース」と「精神看護CNSコース」の2コースを設定している。

それぞれの看護学に特論と特論に基づく演習、さらに、「精神看護CNSコース」では、実習を配置し、各看護学の高度な専門的知識・技術を学ぶこととした。つまり、総論から各論へ実践的な専門的知識・技術を段階的に修得できるように科目を配置している。
「特別研究」・「課題研究」においては、修士論文を作成する。

(学修成果の評価のあり方)
各課題及び修士論文の提出やプレゼンテーション等を通じて学生自ら学習への取り組みの成果を示すことができること、及び学生から示されたそれらの成果の内容が学修の成果として認められることをもって、学修成果の評価を行う。

<アドミッション・ポリシー>(入学者受入れの方針)
看護学研究科では、次に掲げるような人を望ましい学生像とし、積極的に受け入れたいと考えています。

  1. 看護学の基礎知識と総合的な学力を有し、豊かな人間性と高い探究心を持って、主体的に看護実践の向上に寄与できる人
  2. 高度専門職業人又は教育研究者として、看護学(知識及び技能)の発展に貢献する意欲のある人
  3. 保健・医療・福祉の諸問題に積極的に取り組み、問題解決に向けた思考力や判断力を養いながら、研究を遂行できる人
  4. 高い倫理観を有し、地域社会に貢献する意志と責任感を持った人
助産学専攻科
<ディプロマ・ポリシー>(修了認定の方針)
助産学専攻科では、規程に定める所定の単位を修得し、以下に示す水準に達したと認められる学生に修了証書を授与します。

  1. 助産実践の対象となる全ての人に対して、敬意を持ち、温かく接することができ、倫理的な態度で人と人との関係を築くことができる。
  2. 高度化する周産期医療に対応できる専門的知識と、技術を持ち、安全で対象者のニーズを満たすことのできるケアが提供できる。
  3. 助産師として女性の各期のリプロダクティブヘルス/ライツに関するアセスメント支援ができ、地域の母子保健に貢献できる。
  4. 自律した助産師としての責任と使命を認識し、変化のある社会において、生涯にわたり、自己研鑽ができる。

<カリキュラムポリシー>(教育課程編成・実施の方針)
助産学専攻科では、学生がディプロマ・ポリシーに掲げる水準に達することができるよう、以下の方針でカリキュラムを編成しています。

〈助産における倫理的課題に対応する能力〉〈マタニティケア能力〉〈性と生殖のケア能力〉〈専門的自律能力〉を主機能として、「助産学基礎領域」「実践助産学領域」「助産学関連領域」を設定して科目を配置しています。

  1. 「助産学基礎領域」8科目は、助産学の基礎となる知識として概念や、倫理、人権について学び、助産師に求められる能力として〈助産における倫理的課題に対応する能力〉〈マタニティケア能力〉〈性と生殖のケア能力〉を培い、助産師としてのアイデンティティの基礎を築く科目群を設定した。
  2. 「実践助産学領域」13科目は、助産診断・技術を学び、助産ケアと助産管理、地域母子保健についても知識と技術を修得できるように配置した。助産師に求められる能力として〈助産における倫理的課題に対応する能力〉〈マタニティケア能力〉〈性と生殖のケア能力〉〈専門的自律能力〉を培い、自律した助産活動が実践できるように講義・演習・実習科目を設定した。
  3. 「助産学関連領域」2科目は、助産実践を行うための女性のセルフケアの向上を目指し、女性とその家族のライフサイクルにおける課題に対応するための助産活動に必要な知識・技術を修得する科目群を設定した。
  4. 学習過程においては、グループ討議や課題学習、プレゼンテーションを実施する。

(学修成果の評価のあり方)
定期試験による総合評価、技術到達度評価、レポート課題の提出や課題に対するプレゼンテーション等を通じて学生自ら学修への取り組みの成果を示すことができること、及び学生から示されたそれらの成果が学修の成果として認められることをもって、学修成果の評価を行う。

<アドミッションポリシー>(入学者受入れの方針)
助産学専攻科では、次に掲げるような人を望ましい学生像とし、積極的に受け入れたいと考えています。

  1. 生命の誕生に真摯に向き合い、周産期医療の様々な場面において責任ある行動ができる人
  2. 高い倫理観を持ち、誠実な態度で助産学を探究し、主体的に行動することができる人
  3. 人と人との関係性を大切にし、地域と連携した母子保健の向上を目指すことができる人
健康栄養学科
<ディプロマ・ポリシー>(卒業認定・学位授与の方針)
健康栄養学科では、学則に定める所定の単位を修得し、以下に示す水準に達したと認められる学生に短期大学士(健康栄養学)の学位を授与します。

  1. 学園の建学の精神と教育理念である「愛と奉仕」の精神を理解し、社会人としての基礎的な教養を身につけている。
  2. 「食」を通して人々の健康の維持・増進に貢献できる。
  3. 健康と「食」についての知識・技能・実践力をもつ。
  4. 健康と「食」に関する様々な情報を、科学的根拠に基づいて判断できる。
  5. 責任感を持ち、周囲と協力して仕事を進めることができる。
  6. 課題を発見し、それを解決するための取組ができる。

<カリキュラム・ポリシー>(教育課程編成・実施の方針)
健康栄養学科では、学生がディプロマ・ポリシーに掲げる水準に達することができるよう、以下のとおりカリキュラムを編成しています。

  1. 栄養士免許証及び栄養教諭二種免許状の取得に必要な専門教育科目は、専門基礎科目から専門科目へと体系的に開講する。
  2. 初年次教育科目として「知的生き方概論」及び「一般教養基礎」を設け、短期大学教育への円滑な導入を図る。
  3. 「社会人入門」等のキャリア教育科目を通じて、栄養士の社会的役割についての理解を促進する。
  4. 学生と教員とのコミュニケーションを大切にした授業を行う。
  5. 実習やボランティア活動に重点をおき、能動的な学びの中で、問題解決力、自己管理能力やチームワーク力、リーダーシップ力等を育てる。
  6. 学修の評価は、授業概要(シラバス)に記載されている【成績評価の方法・基準】(筆記試験、レポート、実技、出席状況等)に基づいて科目担当教員が行う。成績の評価は、100点を満点、60点以上を合格として単位を認定する。

<アドミッション・ポリシー>(入学者受入れの方針)
健康栄養学科では、次に掲げるような人を望ましい学生像とし、積極的に受け入れたいと考えています。

  1. 健康と「食」に関心をもつ人
  2. 健康と「食」について学び、栄養士として社会に貢献したいと考える人
  3. 周りの人を思いやり、協調して物事に取り組める人
  4. 目標に向かって不断の努力をする人
こども育成学科
<ディプロマ・ポリシー>(卒業認定・学位授与の方針)
こども育成学科では、学則に定める所定の単位を修得し、以下に示す水準に達したと認められる学生に短期大学士(こども育成学)の学位を授与します。

  1. 学園の建学の精神と教育理念である「愛と奉仕」の精神を理解し、社会人としての基礎的な教養を身につけている。
  2. 保育職としての幅広い分野の高い教養を身につけている。
  3. 専門分野の基礎的な知識や技能を修得している。
  4. 専門分野に関する理論を応用し、実践できる思考力、判断力、表現力を身につけている。
  5. 問題を発見し、他者と協働しながら創造的に問題を解決できる。
  6. 保育の専門職としての使命を自覚し、社会に貢献できる。

<カリキュラム・ポリシー>(教育課程編成・実施の方針)
こども育成学科では、学生がディプロマ・ポリシーに掲げる水準に達することができるよう、以下のとおりカリキュラムを編成しています。

  1. 幼稚園教諭二種免許状及び保育士資格の取得に必要な科目は、各分野の知識・技能を基礎から系統的に学び、実践力を身につけることができるように配置する。
  2. 初年次教育科目として「知的生き方概論」及び「一般教養基礎」を設け、短期大学教育への円滑な導入を図っていく。
  3. 「キャリアデザイン」等のキャリア教育科目を重視し、保育者の社会的役割についての理解を促進する。
  4. 学生と教員とのコミュニケーションを大切にした授業を行う。
  5. 実習やボランティア活動に重点をおき、学生主体の協働的な学びの中で、問題解決力、自己管理能力やチームワーク力、リーダーシップ力等を育てる。
  6. 学修の評価は、授業概要(シラバス)に記載されている【成績評価の方法・基準】(筆記試験、レポート、実技等)に基づいて科目担当教員が行う。成績の評価は、100 点を満点、60 点以上を合格として単位を認定する。

<アドミッション・ポリシー>(入学者受入れの方針)
こども育成学科では、次に掲げるような人を望ましい学生像とし、積極的に受け入れたいと考えています。

  1. 子どもや保育に関心があり、将来幼稚園教諭・保育士として社会に貢献したいと考えている人
  2. 免許・資格の取得に向けて意欲的に取り組むことのできる人
  3. 子どもの人格を尊重し、愛情を持って接することのできる人
  4. 自分の考えを持ちつつも人の意見に耳を傾けることのできる協調性のある人
  5. 基本的な生活習慣を身につけ、常識的な行動のとれる人

2023(R5)年度入学生用

総合人間学部 言語文化学科
<ディプロマ・ポリシー>(卒業認定・学位授与の方針)
言語文化学科では、学則に定める所定の単位を修得し、以下に示す水準に達したと認められる学生に学士(人文学)の学位を授与します。

  1. 学園の建学の精神と教育理念である「愛と奉仕」の精神を理解し、国際社会や地域社会で積極的に貢献できる実践力を身につけている。
  2. 社会人としてより良い人間関係を構築するための基礎的な教養や優れたコミュニケーション能力を有し、幅広い視野と多面的な思考力による客観的な認識力や判断力を身につけている。
  3. 課題を発見し、探求するための思考力や判断力と、その成果を文章や口頭で伝える表現力を身につけている。
  4. コミュニケーションの基礎や異なる文化を受容するための多様な価値観を理解し、多文化共生社会において、多様な人々と協働して、主体的に問題を解決する態度を身につけている。
  5. 専門科目の選択に応じて、各言語の運用能力を身につけ、その言語の背景となる地域の社会、歴史、文化の成り立ちを理解している。

<カリキュラム・ポリシー>(教育課程編成・実施の方針)
言語文化学科では、学生がディプロマ・ポリシーに掲げる水準に達することができるよう、以下のとおりカリキュラムを編成しています。

カリキュラムは、「共通教育科目」のカリキュラムと「専門教育科目」のカリキュラムにより編成します。
共通教育科目は、ディプロマ・マポリシーの1.および2.に掲げる能力等を養成するために編成するカリキュラムであり、ビジネス心理学科とも共有します。
専門教育必修科目では、4年間を通して、思考力・判断力・表現力、コミュニケーション能力、異文化理解力を培います。この共通基盤の上に、「日本・アジア科目群」「英語科目群」「実習系・留学系科目群」の履修によって専門性を高め、国際化社会で必要とされる言語能力とコミュニケーション能力を備えた教養人の育成を目指します。

  1. 1年次には、山陽スタンダード科目「知的生き方概論」「人間学」を履修します。それと平行して、人文科学、社会科学、自然科学、外国語、情報科目、スポーツなどの幅広い分野で構成された「共通教育科目」によって広い視野を培います。
  2. 1年次には、少人数の演習形式による「基礎演習Ⅰ」「基礎演習Ⅱ」を初年次教育として履修します。これら2科目で大学生に必要な学習方法・研究方法の基礎と共生社会構築に必要な考え方や行動の仕方の基礎を学びます。
  3. 「基礎演習Ⅰ、Ⅱ」「文章表現法Ⅰ、Ⅱ」「口頭表現法」「特別演習」「卒業研究Ⅰ、Ⅱ」の履修を通して、課題を発見し、探求するための思考力や判断力を身につけ、その成果を文章や口頭で伝える表現力を育てます。
  4. 「コミュニケーション概論Ⅰ、Ⅱ」「異文化理解演習Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ」の履修により、コミュニケーションの基礎や、異なる文化を受容するための多様な価値観を学び、多文化共生社会において、多様な人々と協働し、主体的に問題を解決する態度を育てます。
  5. 「日本・アジア科目群」「英語科目群」「実習系・留学系科目群」の履修により、専門分野を体系的に学ぶことができます。日本語、中国語、ハングル、英語の運用能力を習得し、その言語の背景となる地域の社会、歴史、文化の成り立ちを理解します。
  6. 地域や国内、ひいては国際社会での貢献など、目指す分野や卒業後の希望進路に応じて科目を履修し、必要な単位を修得します。
  7. 「社会人入門」「ビジネス実務論」「企業協働型ラーニング」「NLPビジネス心理実践学」「キャリア学概論」「一般教養論」「インターンシップ」などの就職支援科目を充実させ、社会人になるために必要なキャリア教育を進めます。
  8. 学習の評価は、シラバスに記載されている【成績評価の方法・基準】(筆記試験、論文、実技、出席状況等)に基づいて科目担当教員が行います。成績の評価は、100点を満点、60点以上を合格として単位を認定します。
  9. 第1・2年次においては、52単位以上を修得し、かつ累計GPA値1.00以上又は前年度GPA値1.00以上でなければ、第3年次配当の授業科目を履修することはできません。ただし、修得単位数に自由科目の単位は含めません。

<アドミッション・ポリシー>(入学者受入れの方針)
言語文化学科では、次に掲げるような人を望ましい学生像とし、積極的に受け入れたいと考えています。

  1. 日本を含めたアジアや英語圏の言語・文化・歴史・社会に関心を持ち、国際的視野で物事を考え、判断し、表現する力を身につけたい人
  2. 異文化間の交流やその影響などに関心があり、様々な人々との交流や協働を通じて主体的に学び、文化への理解を深めたい人
  3. 日本やアジアの言語と文化に関して、専門的な知識や技能を身につけ、それぞれの国や地域について発信したい人
  4. 英語と英語圏の文化に関する専門的な知識と技能を身につけ、国際的なコミュニケーションに役立つ英語運用能力を習得したい人
  5. 英語・国語の教員、学校図書館司書教諭、学芸員、司書、日本語教員等の資格を取得し、それを生かして活躍したい人
総合人間学部 ビジネス心理学科
<ディプロマ・ポリシー>(卒業認定・学位授与の方針)
ビジネス心理学科では、学則に定める所定の単位を修得し、以下に示す水準に達したと認められる学生に学士(ビジネス心理学)の学位を授与します。

  1. 学園の建学の精神と教育理念である「愛と奉仕」の精神を理解し、国際社会や地域社会で積極的に貢献できる実践力を身につけている。
  2. 社会人としてより良い人間関係を構築するための基礎的な教養や優れたコミュニケーション能力を有し、幅広い視野と多面的な思考力による客観的な認識力や判断力を身につけている。
  3. 社会生活や経済活動の諸問題の理解を伴った、人の心理や行動に関する深い科学的知見を有している。
  4. 現代社会における人の心理や行動を科学的に分析する技能を有している。
  5. 社会生活や経済活動の諸問題を解決する方策を主体的に提案、実践できる態度と創造的思考力を身につけている。

<カリキュラム・ポリシー>(教育課程編成・実施の方針)
ビジネス心理学科では、学生がディプロマ・ポリシーに掲げる水準に達することができるよう、以下のとおりカリキュラムを編成しています。

カリキュラムは、「共通教育科目」のカリキュラムと「専門教育科目」のカリキュラムにより編成します。
共通教育科目は、ディプロマ・ポリシーの1.および2.に掲げる能力等を養成するために編成するカリキュラムであり、言語文化学科とも共有します。ただし、ビジネス心理学科の専門教育の基礎となる一部の科目については、ビジネス心理学科固有の必修科目とします。
専門教育科目は、ビジネス心理学科の教育目標を達成するために編成するカリキュラムであり、ビジネス心理学科固有のものとします。更に、専門教育科目は、ディプロマ・ポリシーにおいて示す資質能力の養成を鑑み、「学科基本科目群」「基礎心理科目群」「ビジネス心理科目群」「データサイエンス科目群」に分類したうえで編成します。このうち、「学科基本科目群」の科目はすべて必修科目および選択必修科目とし、学科の教育の共通基盤とします。他方、「基礎心理科目群」「ビジネス心理科目群」「データサイエンス科目群」の科目はすべて選択科目とし、個人に応じた専門性の向上を目指しつつ、ディプロマ・ポリシーにおいて示す資質能力の総合的な養成を図ります。

各学年においては、以下に示す方針に基づき、各科目の教育を展開します。

  1. 「学科基本科目群」の必修科目はすべて1年次に開講します。これにより、ビジネス心理学科で学ぶための基本的な知識・技能・態度を養います。
  2. 2・3年次に「基礎心理科目群」「ビジネス心理科目群」「データサイエンス科目群」の選択科目の多くを開講します。ただし一部の基礎となる科目は1年次に開講します。また、3・4年次には選択科目の中でもより発展的な内容のものの多く開講します。こうしたカリキュラム・プランにより、現代社会における人の心理や行動の深い科学的知見と、それを科学的に分析し、諸問題を解決する方策を提案し、実践する能力を段階的に養います。
  3. 3・4年次の「学科基本科目群」の選択必修科目では、社会生活や経済活動などでの諸問題を発見し、解決する方策を主体的に提案、実践できる創造的思考力を総合的に養います。

また、大学教育の質を保証するため、以下に示す原則に則って成績評価と単位認定を行います。

  1. 学習の評価は、シラバスに記載されている【成績評価の方法・基準】(筆記試験、論文、実技、出席状況等)に基づいて科目担当教員が行います。成績の評価は、100点を満点、60点以上を合格として単位を認定します。
  2. 第1・2年次においては、52単位以上を修得し、かつ累計GPA値1.00以上又は前年度GPA値1.00以上でなければ、第3年次配当の授業科目を履修することはできません。ただし、修得単位数に自由科目の単位は含めません。

<アドミッション・ポリシー>(入学者受入れの方針)
ビジネス心理学科では、次に掲げるような人を望ましい学生像とし、積極的に受け入れたいと考えています。

  1. 人の心理と行動を理解する心理学の知識と方法論を学び、それを活かして社会で活躍したいと考えている人
  2. ビジネスに役立つ心理学の実践的な知識を身につけ、企業等で生き生きと働きたいと考えている人
  3. 社会調査やデータの分析、活用に関する実践的な知識と方法論を身につけ、社会生活で活用したいと考えている人
  4. AIやビッグデータなどのデータサイエンスに関心があり、将来その分野で活躍したいと考えている人
地域マネジメント学部 地域マネジメント学科
<ディプロマ・ポリシー>(卒業認定・学位授与の方針)
地域マネジメント学部地域マネジメント学科(以下「本学部・本学科」)では、学則に定める所定の単位を修得し、以下に示す水準に達したと認められる学生に学士(地域マネジメント学)の学位を授与します。

  1. 学園の建学の精神と教育理念である「愛と奉仕」の精神を理解し、国際社会や地域社会で積極的に貢献できる実践力を身につけている。
  2. 社会人としてより良い人間関係を構築するための基礎的な教養や優れたコミュニケーション能力を有し、幅広い視野と多面的な思考力による客観的な認識力や判断力を身につけている。
  3. 専門教育科目の学修、実地での実践活動などへの取り組みを通じて、地域でのビジネスを担い経済や産業のイノベーションを導くことや、地域づくりや公共政策の場で課題を解決し地域社会の発展に資する知識や能力を習得している。

<カリキュラム・ポリシー>(教育課程編成・実施の方針)
本学部・学科では、学生がディプロマ・ポリシーに掲げる水準に達することができるよう、以下のとおりカリキュラムを編成しています。

  1. 共通教育科目
  2. ① 山陽スタンダード科目
    1年次において、本学の基本理念などについて学修します。
    ② 一般教養科目
    人文科学、社会科学、自然科学、外国語、情報科目、スポーツなどの幅広い分野を学修し、広い視野を培います。
    ③ 就職支援科目群
    将来の就職に向けた心構えや知識などを身につけていきます。
  3. 専門教育科目
  4. ① 学部基本科目群
    経営学、経済学、法律学など地域マネジメントを学ぶ際に必要とされる基本的な専門分野と社会調査などの方法論を学修し、それを踏まえて実地での課題解決に向けた実践活動や実習に取り組みます。
    ② 情報リテラシー科目群
    地域分析や政策立案に必要なデータ分析や情報ツールの活用について学修します。
    ③ 産業活性系科目群
    企業での新たな価値の創出や、地域産業の活性化などに寄与する科目を学修します。
    ④ 社会貢献系科目群
    地域づくりや持続可能な社会の創造に寄与する専門科目や、地方行政に関する科目を学修します。
    ⑤ 授業においては、アクティブラーニングやPBL(Project Based Learning/課題解決型学習)の手法を積極的に活用します。

<アドミッション・ポリシー>(入学者受入れの方針)
本学部・学科では、次に掲げるような人を望ましい学生像とし、積極的に受け入れたいと考えています。

  1. 地域の課題を発見し解決する知識や能力を身につけ、地域の活性化を担いたいと考えている人
  2. 地域の経済や産業について学び、地域産業の活性化を実現したいと考えている人
  3. 地域づくりや公共政策について学び、地域社会の発展に貢献したいと考えている人
看護学部 看護学科
<ディプロマ・ポリシー>(卒業認定・学位授与の方針)
看護学部看護学科では、学則に定める所定の単位を修得し、以下に示す水準に達したと認められる学生に学士(看護学)の学位を授与します。

  1. 学園の建学の精神と教育理念である「愛と奉仕」の精神を理解し、国際社会や地域社会で積極的に貢献できる実践力を身につけている。
  2. 社会人としてより良い人間関係を構築するための基礎的な教養や優れたコミュニケーション能力を有し、幅広い視野と多面的な思考力による客観的な認識力や判断力を身につけている。
  3. 看護学に関する専門的知識・技術を修得し、あらゆる健康レベルや場における、科学的根拠に基づく的確な判断能力と問題解決能力を培い、これらを基盤とした看護実践能力を身につけている。
  4. 医療の高度化・複雑化・多様化に対応し、科学的かつ最新、最善の看護を実践するため、専門性の深化や役割の広がりに応じ継続的に自己研鑽できる。
  5. チーム医療の推進や職種間との役割分担・連携の進展に対応し、看護の専門性と役割を認識し、職種間の協調性と調整能力を身につけている。
  6. 地域における保健・医療・福祉ニーズを見極め、地域住民の健康生活を支援できる能力を体得している。

<カリキュラム・ポリシー>(教育課程編成・実施の方針)
看護学部看護学科では、学生がディプロマ・ポリシーに掲げる水準に達することができるよう、以下のとおりカリキュラムを編成しています。

  1. 教育課程を「共通(全学・学部共通)教育科目」と「専門教育科目」に分け、専門教育科目をさらに「専門基礎科目」と「専門科目」に区分した。学年進行に伴って段階的に身につけるべき能力に対応できるよう、課程編成の主要概念を人間、健康、社会、環境、看護とする。
  2. 「共通教育科目」は、豊かな教養と人間愛を備え、科学的思考法を体得し、将来さまざまな看護場面に対応できるための基礎となる科目群を設定した。また初年次教育として、大学での学問に必要なスキルや、人間関係を確立するためのコミュニケーションなどを学ぶための科目を設ける。
  3. 「専門基礎科目」は、看護学を支持する科目で、人間、健康、社会、環境に関する理解を深め、健康、疾病、生活に関する理解に基づいた判断能力、調整能力が発揮できるための基礎となる科目群を設定する。
  4. 「専門科目」は看護学の知識・理論と技術を深めるもので、対象者の健康レベル、ライフサイクルに対応する看護に必要な知識・技術を修得するための科目群を設定する。特に、各看護学領域では、先ずそれぞれの看護学概論を学修した後に援助論・技術を学び、理論、知識、技術を統合するために臨地実習を行うよう構成する。
  5. 授業科目は上記の科目に加え、養護教諭一種免許に必要な科目(選択)を合わせた科目で構成される。

<アドミッション・ポリシー>(入学者受入れの方針)
看護学部看護学科では、次に掲げるような人を望ましい学生像とし、積極的に受け入れたいと考えています。

  1. 看護学に関する専門的知識・技術を学び、将来看護専門職(看護師、保健師、養護教諭)として活躍したいという意欲のある人
  2. 人間を愛し思いやりと優しさをもって、あらゆる人々とコミュニケーションがとれる人
  3. 社会状況の変化に対応し、専門職業人として生涯にわたり積極的に自己研鑽をしていける人
  4. 保健・医療・福祉サービスの質的向上のために、地域社会や国際社会に貢献したいという強い意志をもつ人
大学院 看護学研究科
<ディプロマ・ポリシー>(修了認定・学位授与の方針)
看護学研究科では、学則に定める所定の単位を修得するとともに、修士論文または課題研究論文の審査および最終試験に合格し、以下に示す水準に達したと認められる者に修士(看護学)の学位を授与します

  1. 高度な専門的知識、倫理性を有し、質の高い看護実践ができる。
  2. 看護学の専門分野に関する研究に取り組み、看護学の進展に貢献できる能力を身につけている。
  3. 看護学の発展に寄与することができる内容の修士論文(特別研究または課題研究)を作成することができる。
  4. 高度な看護実践、教育・研究活動をとおして地域社会へ貢献できる能力を身につけている。

<カリキュラム・ポリシー>(教育課程編成・実施の方針)
看護学研究科では、学生がディプロマ・ポリシーに掲げる水準に達することができるよう、以下の方針でカリキュラムを編成しています。

「地域住民と共に健康的コミュニティを創造する中で、人々の健康を実現するための、知識・技術の開発や方法を探求する」ための教育課程とし、「共通科目」と「専門科目」に区分し、専門科目には「看護学研究コース」と「精神看護CNSコース」を設置しています。
なお、「看護学研究コース」では看護学の教育・研究者および高度な教育成果を活用し、地域で活動する看護実践者を育成する。また「精神看護CNSコース」では、精神看護学分野において、総合的な判断力と組織的な問題解決力をもって活動し、精神看護実践の発展に貢献できる専門看護師(CNS)の育成を目指します。

(1) 共通科目
共通科目は、看護学分野に関する基礎的素養を涵養する科目及び、専門的知識・技術の向上や開発などの研究活動を展開するための10科目を配置した。それらは、生命への尊厳と人間理解を深め、看護職が直面する倫理的課題への対応及び看護に関する諸理論を探求する「看護倫理」「看護理論」、高度看護実践者として活動する上で必要な「臨床薬理学」「病態生理学」「フィジカルアセスメント」である。
さらに質の高い看護サービスの改革および、社会の健康問題に関する対応策に積極的に関与し、看護学を発展させることのできる人材を育成するため、「看護研究」「看護教育論」「看護管理論」「コンサルテーション論」を配置した。また、国際的な視点から医療・看護を探求する「国際医療論」を設けた。

(2) 専門科目
専門科目は、高度な専門的知識・能力を持つ看護専門職を担うための卓越した能力を培い、学生自らが看護学を研究していく上で必要な能力、技法を修得するための科目である。地域の看護職のための専門的教育研究を中核とし、さらに精神看護学における高度な専門能力の獲得を目指す看護職のための精神看護CNS科目を設定する。つまり専門科目では、高度な専門的知識・能力を持つ看護専門職を担うための卓越した能力を培い、学生自らが看護学を研究していく上で必要な能力、技法を修得し、看護学の実践分野で指導的役割を果たすため、「看護学研究コース」と「精神看護CNSコース」の2コースを設定した。
それぞれの看護学に特論と特論に基づく演習を配置し、各看護学の高度な専門的知識・技術を学ぶこととした。つまり、総論から各論へ実践的な専門的知識・技術を段階的に修得できるように科目を配置した。
特論では、各看護学の対象や問題に焦点を当てその特性および課題と解決方法を創造的・先駆的に探求するための方法論、システム形成、資源開発、連携、ネットワーク等について探求する。また演習では、文献探索と批判的講読、グループワーク等により看護実践における現状の理解と課題の発見、探求を行う。

(学修成果の評価のあり方)
レポート課題の提出や課題に対するプレゼンテーション等を通じて学生自ら学習への取り組みの成果を示すことができること、及び学生から示されたそれらの成果の内容が学修の成果として認められることをもって、学修成果の評価を行う。

<アドミッション・ポリシー>(入学者受入れの方針)
看護学研究科では、次に掲げるような人を望ましい学生像とし、積極的に受け入れたいと考えています。

  1. 看護学の基礎知識と総合的な学力を有し、豊かな人間性と高い探究心を持って、主体的に看護実践の向上に寄与できる人
  2. 高度専門職業人又は教育研究者として、看護学(知識及び技能)の発展に貢献する意欲のある人
  3. 保健・医療・福祉の諸問題に積極的に取り組み、問題解決に向けた思考力や判断力を養いながら、研究を遂行できる人
  4. 高い倫理観を有し、地域社会に貢献する意志と責任感を持った人
助産学専攻科
<ディプロマ・ポリシー>(修了認定の方針)
助産学専攻科では、規程に定める所定の単位を修得し、以下に示す水準に達したと認められる学生に修了証書を授与します。

  1. 助産実践の対象となる全ての人に対して、敬意を持ち、温かく接することができ、倫理的な態度で人と人との関係を築くことができる。
  2. 高度化する周産期医療に対応できる専門的知識と、技術を持ち、安全で対象者のニーズを満たすことのできるケアが提供できる。
  3. 助産師として女性の各期のリプロダクティブヘルス/ライツに関するアセスメント支援ができ、地域の母子保健に貢献できる。
  4. 自律した助産師としての責任と使命を認識し、変化のある社会において、生涯にわたり、自己研鑽ができる。

<カリキュラムポリシー>(教育課程編成・実施の方針)
助産学専攻科では、学生がディプロマ・ポリシーに掲げる水準に達することができるよう、以下の方針でカリキュラムを編成しています。

〈助産における倫理的課題に対応する能力〉〈マタニティケア能力〉〈性と生殖のケア能力〉〈専門的自律能力〉を主機能として、「助産学基礎領域」「実践助産学領域」「助産学関連領域」を設定して科目を配置しています。

  1. 「助産学基礎領域」8科目は、助産学の基礎となる知識として概念や、倫理、人権について学び、助産師に求められる能力として〈助産における倫理的課題に対応する能力〉〈マタニティケア能力〉〈性と生殖のケア能力〉を培い、助産師としてのアイデンティティの基礎を築く科目群を設定した。
  2. 「実践助産学領域」13科目は、助産診断・技術を学び、助産ケアと助産管理、地域母子保健についても知識と技術を修得できるように配置した。助産師に求められる能力として〈助産における倫理的課題に対応する能力〉〈マタニティケア能力〉〈性と生殖のケア能力〉〈専門的自律能力〉を培い、自律した助産活動が実践できるように講義・演習・実習科目を設定した。
  3. 「助産学関連領域」2科目は、助産実践を行うための女性のセルフケアの向上を目指し、女性とその家族のライフサイクルにおける課題に対応するための助産活動に必要な知識・技術を修得する科目群を設定した。
  4. 学習過程においては、グループ討議や課題学習、プレゼンテーションを実施する。

(学修成果の評価のあり方)
定期試験による総合評価、技術到達度評価、レポート課題の提出や課題に対するプレゼンテーション等を通じて学生自ら学修への取り組みの成果を示すことができること、及び学生から示されたそれらの成果が学修の成果として認められることをもって、学修成果の評価を行う。

<アドミッションポリシー>(入学者受入れの方針)
助産学専攻科では、次に掲げるような人を望ましい学生像とし、積極的に受け入れたいと考えています。

  1. 生命の誕生に真摯に向き合い、周産期医療の様々な場面において責任ある行動ができる人
  2. 高い倫理観を持ち、誠実な態度で助産学を探究し、主体的に行動することができる人
  3. 人と人との関係性を大切にし、地域と連携した母子保健の向上を目指すことができる人
健康栄養学科
<ディプロマ・ポリシー>(卒業認定・学位授与の方針)
健康栄養学科では、学則に定める所定の単位を修得し、以下に示す水準に達したと認められる学生に短期大学士(健康栄養学)の学位を授与します。

  1. 学園の建学の精神と教育理念である「愛と奉仕」の精神を理解し、社会人としての基礎的な教養を身につけている。
  2. 「食」を通して人々の健康の維持・増進に貢献できる。
  3. 健康と「食」についての知識・技能・実践力をもつ。
  4. 健康と「食」に関する様々な情報を、科学的根拠に基づいて判断できる。
  5. 責任感を持ち、周囲と協力して仕事を進めることができる。
  6. 課題を発見し、それを解決するための取組ができる。

<カリキュラム・ポリシー>(教育課程編成・実施の方針)
健康栄養学科では、学生がディプロマ・ポリシーに掲げる水準に達することができるよう、以下のとおりカリキュラムを編成しています。

  1. 栄養士免許証及び栄養教諭二種免許状の取得に必要な専門教育科目は、専門基礎科目から専門科目へと体系的に開講する。
  2. 初年次教育科目として「知的生き方概論」及び「一般教養基礎」を設け、短期大学教育への円滑な導入を図る。
  3. 「社会人入門」等のキャリア教育科目を通じて、栄養士の社会的役割についての理解を促進する。
  4. 学生と教員とのコミュニケーションを大切にした授業を行う。
  5. 実習やボランティア活動に重点をおき、能動的な学びの中で、問題解決力、自己管理能力やチームワーク力、リーダーシップ力等を育てる。
  6. 学修の評価は、授業概要(シラバス)に記載されている【成績評価の方法・基準】(筆記試験、レポート、実技、出席状況等)に基づいて科目担当教員が行う。成績の評価は、100点を満点、60点以上を合格として単位を認定する。

<アドミッション・ポリシー>(入学者受入れの方針)
健康栄養学科では、次に掲げるような人を望ましい学生像とし、積極的に受け入れたいと考えています。

  1. 健康と「食」に関心をもつ人
  2. 健康と「食」について学び、栄養士として社会に貢献したいと考える人
  3. 周りの人を思いやり、協調して物事に取り組める人
  4. 目標に向かって不断の努力をする人
こども育成学科
<ディプロマ・ポリシー>(卒業認定・学位授与の方針)
こども育成学科では、学則に定める所定の単位を修得し、以下に示す水準に達したと認められる学生に短期大学士(こども育成学)の学位を授与します。

  1. 学園の建学の精神と教育理念である「愛と奉仕」の精神を理解し、社会人としての基礎的な教養を身につけている。
  2. 保育職としての幅広い分野の高い教養を身につけている。
  3. 専門分野の基礎的な知識や技能を修得している。
  4. 専門分野に関する理論を応用し、実践できる思考力、判断力、表現力を身につけている。
  5. 問題を発見し、他者と協働しながら創造的に問題を解決できる。
  6. 保育の専門職としての使命を自覚し、社会に貢献できる。

<カリキュラム・ポリシー>(教育課程編成・実施の方針)
こども育成学科では、学生がディプロマ・ポリシーに掲げる水準に達することができるよう、以下のとおりカリキュラムを編成しています。

  1. 幼稚園教諭二種免許状及び保育士資格の取得に必要な科目は、各分野の知識・技能を基礎から系統的に学び、実践力を身につけることができるように配置する。
  2. 初年次教育科目として「知的生き方概論」及び「一般教養基礎」を設け、短期大学教育への円滑な導入を図っていく。
  3. 「キャリアデザイン」等のキャリア教育科目を重視し、保育者の社会的役割についての理解を促進する。
  4. 学生と教員とのコミュニケーションを大切にした授業を行う。
  5. 実習やボランティア活動に重点をおき、学生主体の協働的な学びの中で、問題解決力、自己管理能力やチームワーク力、リーダーシップ力等を育てる。
  6. 学修の評価は、授業概要(シラバス)に記載されている【成績評価の方法・基準】(筆記試験、レポート、実技等)に基づいて科目担当教員が行う。成績の評価は、100 点を満点、60点以上を合格として単位を認定する。

<アドミッション・ポリシー>(入学者受入れの方針)
こども育成学科では、次に掲げるような人を望ましい学生像とし、積極的に受け入れたいと考えています。

  1. 子どもや保育に関心があり、将来幼稚園教諭・保育士として社会に貢献したいと考えている人
  2. 免許・資格の取得に向けて意欲的に取り組むことのできる人
  3. 子どもの人格を尊重し、愛情を持って接することのできる人
  4. 自分の考えを持ちつつも人の意見に耳を傾けることのできる協調性のある人
  5. 基本的な生活習慣を身につけ、常識的な行動のとれる人

2022(R4)年度入学生用

総合人間学部 言語文化学科
<ディプロマポリシー>(学位授与の方針)

アドミッション・ポリシーを十分に理解して入学し、カリキュラム・ポリシーに沿って設定された授業科目を学び、学則に定める所定の単位を修得した学生には、卒業を認定し、「学士(人文学)」の学位を授与します。学位を授与される学生は、次の学修成果が認められることになります。

  1. 全学共通の必修である「山陽スタンダード科目」と各学科の実践科目の修得を通して、「愛と奉仕」の理念を学ぶとともに、国際社会や地域社会で積極的に貢献できるような実践力を身につけたと認められること。
  2. 専門分野の知識や技能だけでなく、社会人としてより良い人間関係を構築するための基礎的な教養や優れたコミュニケーション能力を身につけ、幅広い視野と多面的な思考力により、客観的な認識力や判断力を養ったと認められること。
  3. 「基礎演習Ⅰ、Ⅱ」「文章表現法Ⅰ、Ⅱ」「口頭表現法」「特別演習」「卒業研究Ⅰ、Ⅱ」の履修を通して、課題を発見し、探求するための思考力や判断力を身につけ、その成果を文章や口頭で伝える表現力を養ったと認められること。
  4. 「コミュニケーション概論Ⅰ、Ⅱ」「異文化理解演習Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ」の履修を通して、コミュニケーションの基礎や、異なる文化を受容するための多様な価値観を学び、多文化共生社会において、多様な人々と協働し、主体的に問題を解決する態度を身につけたと認められること。
  5. 選択した科目の履修により、各言語の運用能力を身につけ、その言語の背景となる地域の社会、歴史、文化の成り立ちが理解できていること。

<カリキュラムポリシー>(教育課程編成・実施の方針)

言語文化学科は、建学の理念である「愛と奉仕」の精神を基盤とし、言語理解だけでなく、異文化理解の深化を通じて、真の人間理解や、国際理解に基づいた共生社会の構築に貢献できる人材を養成することを目標としてカリキュラムを編成しています。

専門教育必修科目では、4年間を通して、思考力・判断力・表現力、コミュニケーション能力、異文化理解力を培います。この共通基盤の上に、「日本・アジア科目群」「英語科目群」「実習系・留学系科目群」の履修によって専門性を高め、国際化社会で必要とされる言語能力とコミュニケーション能力を備えた教養人の育成を目指します。

  1. 1年次には、山陽スタンダード科目「知的生き方概論」「人間学」を履修します。それと平行して、人文科学、社会科学、自然科学、外国語、情報科目、スポーツなどの幅広い分野で構成された「共通教育科目」によって広い視野を培います。
  2. 1年次には、少人数の演習形式による「基礎演習Ⅰ」「基礎演習Ⅱ」を初年次教育として履修します。これら2科目で大学生に必要な学習方法・研究方法の基礎と共生社会構築に必要な考え方や行動の仕方の基礎を学びます。
  3. 「基礎演習Ⅰ、Ⅱ」「文章表現法Ⅰ、Ⅱ」「口頭表現法」「特別演習」「卒業研究Ⅰ、Ⅱ」の履修を通して、課題を発見し、探求するための思考力や判断力を身につけ、その成果を文章や口頭で伝える表現力を育てます。
  4. 「コミュニケーション概論Ⅰ、Ⅱ」「異文化理解演習Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ」の履修により、コミュニケーションの基礎や、異なる文化を受容するための多様な価値観を学び、多文化共生社会において、多様な人々と協働し、主体的に問題を解決する態度を育てます。
  5. 「日本・アジア科目群」「英語科目群」「実習系・留学系科目群」の履修により、専門分野を体系的に学ぶことができます。日本語、中国語、ハングル、英語の運用能力を習得し、その言語の背景となる地域の社会、歴史、文化の成り立ちを理解します。
  6. 地域や国内、ひいては国際社会での貢献など、目指す分野や卒業後の希望進路に応じて科目を履修し、必要な単位を修得します。
  7. 「社会人入門」「ビジネス実務論」「企業協働型ラーニング」「NLPビジネス心理実践学」「経営学・キャリア学基礎」「一般教養論」「インターンシップ」などの就職支援科目を充実させ、社会人になるために必要なキャリア教育を進めます。
  8. 学習の評価は、シラバスに記載されている【成績評価の方法・基準】(筆記試験、論文、実技、出席状況等)に基づいて科目担当教員が行います。成績の評価は、100点を満点、60点以上を合格として単位を認定します。
  9. 第1・2年次においては、52単位以上を修得し、かつ累計GPA値1.00以上又は前年度GPA値1.00以上でなければ、第3年次配当の授業科目を履修することはできません。ただし、修得単位数に自由科目の単位は含めません。

<アドミッションポリシー>(入学者受入れの方針)

言語文化学科では、次のような人を積極的に受け入れたいと考えています。

  1. 日本を含めたアジアや英語圏の言語・文化・歴史・社会に関心を持ち、国際的視野で物事を考え、判断し、表現する力を身につけたい人
  2. 異文化間の交流やその影響などに関心があり、様々な人々との交流や協働を通じて主体的に学び、文化への理解を深めたい人
  3. 日本やアジアの言語と文化に関して、専門的な知識や技能を身につけ、それぞれの国や地域について発信したい人
  4. 英語と英語圏の文化に関する専門的な知識と技能を身につけ、国際的なコミュニケーションに役立つ英語運用能力を習得したい人
  5. 英語・国語の教員、学校図書館司書教諭、学芸員、司書、日本語教員等の資格を取得し、それを生かして活躍したい人
総合人間学部 生活心理学科
<ディプロマポリシー>(卒業認定・学位授与の方針)

アドミッション・ポリシーを十分に理解して入学し、カリキュラム・ポリシーに沿って設定された授業科目を学び、学則に定める所定の単位を修得した学生には、卒業を認定し「学士(生活心理学)」の学位を授与します。学位を授与される学生は、次の学修成果が認められることになります。

  1. 全学共通の必修である「山陽スタンダード科目」と各学科の実践科目の修得を通して、「愛と奉仕」の理念を学ぶとともに、国際社会や地域社会で積極的に貢献できるような実践力を身につけたと認められること。
  2. 専門分野の知識や技能だけでなく、社会人としてより良い人間関係を構築するための基礎的な教養や優れたコミュニケーション能力を身につけ、幅広い視野と多面的な思考力により、客観的な認識力や判断力を養ったと認められること。
  3. 「基礎演習A、B」「卒業研究Ⅰ、Ⅱ」「卒業論文Ⅰ、Ⅱ」の履修を通して、社会生活をおくる中でこころが関与する課題を発見し、探求するための思考力や判断力を身につけ、その成果を文章や口頭で伝える表現力を養ったと認められること。
  4. 「基礎心理科目群」「ビジネス心理科目群」「データサイエンス科目群」の科目の履修により、社会生活をおくる人の心理や行動を科学的に分析し、諸問題を解決する方策を提案し、実践する能力を身につけたと認められること。

<カリキュラムポリシー>(教育課程編成・実施の方針)

生活心理学科は、学部の教育目的を達成するための共通教育科目のカリキュラムとともに、学科の教育目標を達成するための専門教育科目のカリキュラムを編成しています。

専門教育科目の「学科基本科目群」における1年次の必修科目では、生活心理学科で学ぶための基本的な知識・技能・態度を身につけるとともに、専門科目の入門的な学修を行います。3・4年次の必修科目では、社会生活をおくる中でこころが関与する課題を発見し、探求するための思考力や判断力を身につけ、その成果を文章や口頭で伝える表現力を培います。この共通基盤の上に、「基礎心理科目群」「ビジネス心理科目群」「データサイエンス科目群」の履修によって専門性を高め、社会生活における諸問題を、心理学、社会システム、生活環境の観点から、より良い社会生活を提案できる能力を備えた教養人の育成を目指します。

  1. 1年次には、少人数の演習形式による「基礎演習A」「基礎演習B」を履修し、生活心理学科で学ぶための基本的な知識・技能・態度を身につけます。
  2. 1年次には、「心理学概論」「社会心理学概論」「ビジネス心理学概論」「社会調査論」「データサイエンス入門」「データリテラシー」を履修し、専門科目の入門的な学修を行います。
  3. 2・3年次には、「基礎心理科目群」「ビジネス心理科目群」「データサイエンス科目群」の科目の履修により、社会生活をおくる人の心理や行動を科学的に分析し、諸問題を解決する方策を提案し、実践する能力を身につけます。
  4. 3・4年次の「卒業研究Ⅰ、Ⅱ」「卒業論文Ⅰ、Ⅱ」の履修を通し、社会生活をおくる中でこころが関与する課題を発見し、探求するための思考力や判断力を身につけ、その成果を文章や口頭で伝える表現力を身につけます。
  5. 学習の評価は、シラバスに記載されている【成績評価の方法・基準】(筆記試験、論文、実技、出席状況等)に基づいて科目担当教員が行います。成績の評価は、100点を満点、60点以上を合格として単位を認定します。
  6. 第1・2年次においては、52単位以上を修得し、かつ累計GPA値1.00以上又は前年度GPA値1.00以上でなければ、第3年次配当の授業科目を履修することはできません。ただし、修得単位数に自由科目の単位は含めません。

<アドミッションポリシー>(入学者受入れの方針)

生活心理学科が求める学生像は以下のとおりです。

  1. 人のこころと行動を理解する心理学の知識と方法論を学び、それを活かして社会で活躍したいと考えている人
  2. ビジネスに役立つ心理学の実践的な知識を身につけ、企業等で生き生きと働きたいと考えている人
  3. 社会調査やデータの分析、活用に関する実践的な知識と方法論を身につけ、社会生活で活用したいと考えている人
  4. AIやビッグデータなどのデータサイエンスに関心があり、将来その分野で活躍したいと考えている人
地域マネジメント学部 地域マネジメント学科
<ディプロマポリシー>(学位授与の方針)

アドミッション・ポリシーを十分に理解して入学し、カリキュラム・ポリシーに沿って設定された授業科目を学び、学則に定める所定の単位を修得した学生には、卒業を認定し、「学士(地域マネジメント学)」の学位を授与します。なお、学位を授与される学生は、次の学修成果が認められることになります。

  1. 全学共通の必修である「山陽スタンダード科目」と各学科の実践科目の修得を通して、「愛と奉仕」の理念を学ぶとともに、国際社会や地域社会で積極的に貢献できるような実践力を身につけたと認められること。
  2. 社会人としての基礎的な教養や優れたコミュニケーション能力を身につけ、幅広い視野と多面的な思考力により、客観的な認識力や判断力を養ったと認められること。
  3. 専門教育科目の学修、実地での実践活動などへの取り組み、および「地域マネジメント演習Ⅰ、Ⅱ」「卒業演習Ⅰ、Ⅱ」の履修を通じて、地域でのビジネスを担い経済や産業のイノベーションを導くことや、地域づくりや公共政策の場で課題を解決し地域社会の発展に資する知識や能力を習得していること。

<カリキュラムポリシー>(教育課程編成・実施の方針)

本学部・学科の教育目標を実現するために、4年間を通じて以下のような方針でカリキュラム編成を行っています。

  1. 共通教育科目
    ① 山陽スタンダード科目
    1年次において、本学の基本理念などについて学修します。
    ② 一般教養科目
    人文科学、社会科学、自然科学、外国語、情報科目、スポーツなどの幅広い分野を学修し、広い視野を培います。
    ③ 就職支援科目群
  2. 専門教育科目
    ① 学部基本科目群
    経営学、経済学、法律学など地域マネジメントを学ぶ際に必要とされる基本的な専門分野と社会調査などの方法論を学修し、それを踏まえて実地での課題解決に向けた実践活動や実習に取り組みます。
    ② 情報リテラシー科目群
    地域分析や政策立案に必要なデータ分析や情報ツールの活用について学修します。
    ③ 産業活性系科目群
    企業での新たな価値の創出や、地域産業の活性化などに寄与する科目を学修します。
    ④ 社会貢献系科目群
    地域づくりや持続可能な社会の創造に寄与する専門科目や、地方行政に関する科目を学修します。
    ⑤ 授業においては、アクティブラーニングやPBL(Project Based Learning/課題解決型学習)の手法を積極的に活用します。

<アドミッションポリシー>(入学者受入れの方針)

本学部・学科が目指すところは、卒業後、地域における産業振興や地域づくりなど様々な分野において、幅広い知識と専門性を備え、柔軟な発想と行動力をもって活躍できる人材を育成することにあります。以上から次のような志を持つ学生を求めます。

  1. 地域の課題を発見し解決する知識や能力を身につけ、地域の活性化を担いたいと考えている人
  2. 地域の経済や産業について学び、地域産業の活性化を実現したいと考えている人
  3. 地域づくりや公共政策について学び、地域社会の発展に貢献したいと考えている人
看護学部 看護学科
<ディプロマポリシー>(卒業認定・学位授与の方針)

学力向上のため、入学前学習の指導・初年次教育・キャリア教育・専門教育・国家試験対策・就職支援までの一貫した系統的学習を終了し、学修成果が認められることにより学位(看護学)を授与する。

  1. 幅広い教養を基盤とした豊かな人間性と倫理観を備え、コミュニケーション能力を十分に修得し、実践できること。
  2. 看護学に関する専門的知識・技術を修得し、あらゆる健康レベルや場における、科学的根拠に基づく的確な判断能力と問題解決能力を培い、これらを基盤とした看護実践能力を身に付けたと認められること。
  3. 医療の高度化・複雑化・多様化に対応し、科学的かつ最新、最善の看護を実践するため、専門性の深化や役割の広がりに応じ継続的に自己研鑽できると認められること。
  4. チーム医療の推進や職種間との役割分担・連携の進展に対応し、看護の専門性と役割を認識し、職種間の協調性と調整能力を身につけたと認められること。
  5. 地域における保健・医療・福祉ニーズを見極め、地域住民の健康生活を支援できる能力を体得したと認められること。

(卒業要件)
本学部を卒業するためには、4年以上在学し、かつ「共通教育科目」「専門基礎科目」「専門科目」の区分ごとに定められた単位数を修得し、全体で「卒業するために必要な総単位数」以上を修得していることが必要となる。

<カリキュラムポリシー>(教育課程編成・実施の方針)

本学教育の基本理念である「愛と奉仕」の精神をもとに、山陽スタンダード科目としての「知的生き方概論」「人間学」等の教養教育の重視、教養教育と専門教育の有機的連携が確保できるよう、教育課程を編成する。また、学科アクティブラーニング(主体的能動的学習)の導入により、教育研究・社会活動・地域貢献の活性化を目指す。

  1. 教育課程を「共通(全学・学部共通)教育科目」と「専門教育科目」に分け、専門教育科目をさらに「専門基礎科目」と「専門科目」に区分した。学年進行に伴って段階的に身につけるべき能力に対応できるよう、課程編成の主要概念を人間、健康、社会、環境、看護とする。
  2. 「共通教育科目」は、豊かな教養と人間愛を備え、科学的思考法を体得し、将来さまざまな看護場面に対応できるための基礎となる科目群を設定した。また初年次教育として、大学での学問に必要なスキルや、人間関係を確立するためのコミュニケーションなどを学ぶための科目を設ける。
  3. 「専門基礎科目」は、看護学を支持する科目で、人間、健康、社会、環境に関する理解を深め、健康、疾病、生活に関する理解に基づいた判断能力、調整能力が発揮できるための基礎となる科目群を設定する。
  4. 「専門科目」は看護学の知識・理論と技術を深めるもので、対象者の健康レベル、ライフサイクルに対応する看護に必要な知識・技術を修得するための科目群を設定する。特に、各看護学領域では、先ずそれぞれの看護学概論を学修した後に援助論・技術を学び、理論、知識、技術を統合するために臨地実習を行うよう構成する。
  5. 授業科目は上記の科目に加え、養護教諭一種免許に必要な科目(選択)を合わせた科目で構成される。

<アドミッションポリシー>(入学者受入れの方針)

看護学部は「愛と奉仕」の建学理念をもとに、豊かな教養と人間愛を備え、科学的思考法と専門的知識・技術を体得し、社会的に信頼される看護専門職者を育成することを教育目的とする。

この目的を実現するため、教育課程編成の主要概念を「人間」「健康」「社会」「環境」「看護」とし、共通教育科目と専門教育科目に大きく区分されたカリキュラムをもとに、あらゆる人に質の高い看護を提供できる看護専門職者の育成を目指す。

こうした観点に立ち、本学部では次に掲げるような人を望ましい学生像とし、積極的に受け入れたいと考えている。

  1. 看護学に関する専門的知識・技術を学び、将来看護専門職(看護師、保健師、養護教諭)として活躍したいという意欲のある人
  2. 人間を愛し思いやりと優しさをもって、あらゆる人々とコミュニケーションがとれる人
  3. 社会状況の変化に対応し、専門職業人として生涯にわたり積極的に自己研鑽をしていける人
  4. 保健・医療・福祉サービスの質的向上のために、地域社会や国際社会に貢献したいという強い意志をもつ人
大学院 看護学研究科
<ディプロマポリシー>(学位授与の方針)

看護学研究科に2年以上在学し、修了要件となる単位を取得するとともに、修士論文または課題研究論文の審査および最終試験に合格し、以下の要件を満たす者に学位(修士(看護学))を授与する。

  1. 高度な専門的知識、倫理性を有し、質の高い看護実践ができること。
  2. 看護学の専門分野に関する研究に取り組み、看護学の進展に貢献できること。
  3. 高度な看護実践、教育・研究活動をとおして地域社会へ貢献できること。
  4. 看護学の発展に寄与することができる内容の修士論文(特別研究または課題研究)を作成することができ、またその内容について社会に還元できること。

<カリキュラムポリシー>(教育課程編成・実施の方針)

教育理念・教育目的に基づき、本研究科は、高度な専門的知識・能力を有する看護実践者および、創造性豊かな優れた研究・開発能力を持つ教育・研究者および、精神看護専門看護師の養成を目的に教育課程を編成した。

「地域住民と共に健康的コミュニティを創造する中で、人々の健康を実現するための、知識・技術の開発や方法を探求する」ための教育課程とし、「共通科目」と「専門科目」に区分し、専門科目には「看護学研究コース」と「精神看護CNSコース」を設置した。

なお、「看護学研究コース」では看護学の教育・研究者および高度な教育成果を活用し、地域で活動する看護実践者を育成する。また「精神看護CNSコース」では、精神看護学分野において、総合的な判断力と組織的な問題解決力をもって活動し、精神看護実践の発展に貢献できる専門看護師(CNS)の育成を目指す。


(1) 共通科目

共通科目は、看護学分野に関する基礎的素養を涵養する科目及び、専門的知識・技術の向上や開発などの研究活動を展開するための10科目を配置した。それらは、生命への尊厳と人間理解を深め、看護職が直面する倫理的課題への対応及び看護に関する諸理論を探求する「看護倫理」「看護理論」、高度看護実践者として活動する上で必要な「臨床薬理学」「病態生理学」「フィジカルアセスメント」である。

さらに質の高い看護サービスの改革および、社会の健康問題に関する対応策に積極的に関与し、看護学を発展させることのできる人材を育成するため、「看護研究」「看護教育論」「看護管理論」「コンサルテーション論」を配置した。また、国際的な視点から医療・看護を探求する「国際医療論」を設けた。

(2) 専門科目

専門科目は、高度な専門的知識・能力を持つ看護専門職を担うための卓越した能力を培い、学生自らが看護学を研究していく上で必要な能力、技法を修得するための科目である。地域の看護職のための専門的教育研究を中核とし、さらに精神看護学における高度な専門能力の獲得を目指す看護職のための精神看護CNS科目を設定する。つまり専門科目では、高度な専門的知識・能力を持つ看護専門職を担うための卓越した能力を培い、学生自らが看護学を研究していく上で必要な能力、技法を修得し、看護学の実践分野で指導的役割を果たすため、「看護学研究コース」と「精神看護CNSコース」の2コースを設定した。

それぞれの看護学に特論と特論に基づく演習を配置し、各看護学の高度な専門的知識・技術を学ぶこととした。つまり、総論から各論へ実践的な専門的知識・技術を段階的に修得できるように科目を配置した。

特論では、各看護学の対象や問題に焦点を当てその特性および課題と解決方法を創造的・先駆的に探求するための方法論、システム形成、資源開発、連携、ネットワーク等について探求する。また演習では、文献探索と批判的講読、グループワーク等により看護実践における現状の理解と課題の発見、探求を行う。

(学修成果の評価のあり方)

レポート課題の提出や課題に対するプレゼンテーション等を通じて学生自ら学習への取り組みの成果を示すことができること、及び学生から示されたそれらの成果の内容が学修の成果として認められることをもって、学修成果の評価を行う。


<アドミッションポリシー>(入学者受入れの方針)

本研究科では次に揚げるような人を望ましい学生像とし、積極的に受け入れたいと考えています。

  1. 看護学の基礎知識と総合的な学力を有し、豊かな人間性と高い探究心を持って、主体的に看護実践の向上に寄与できる人
  2. 高度専門職業人又は教育研究者として、看護学(知識及び技能)の発展に貢献する意欲のある人
  3. 保健・医療・福祉の諸問題に積極的に取り組み、問題解決に向けた思考力や判断力を養いながら、研究を遂行できる人
  4. 高い倫理観を有し、地域社会に貢献する意志と責任感を持った人
助産学専攻科
<ディプロマポリシー>(学位授与の方針)

助産学専攻科は,女性と家族のライフサイクル全般において、安全で質の高い助産実践能力を培い、地域社会、国際社会の母子保健に貢献できる助産師の育成を目指している。以下のような能力を身につけ、かつ所定の単位を修めたものに対して修了証を授与する。

  1. 助産実践の対象となる全ての人に対して、敬意を持ち、温かく接すことができ、倫理的な態度で人と人との関係を築くことができる。
  2. 高度化する周産期医療に対応できる専門的知識と、技術を持ち、安全で対象者のニーズを満たすことのできるケアが提供できる。
  3. 助産師として女性の各期のリプロダクティブヘルス/ライツに関するアセスメント支援ができ、地域の母子保健に貢献できる。
  4. 自立した助産師としての責任と使命を認識し、変化のある社会において、生涯にわたり、自己研鑽ができる。

<カリキュラムポリシー>(教育課程編成・実施の方針)

修了証書授与に要求される能力を修得するために、助産学専攻科は、以下の方針でカリキュラムを編成する。

助産における倫理的課題に対応する能力〉〈マタニティケア能力〉〈性と生殖のケア能力〉〈専門的自律能力〉を主機能として、「助産学基礎領域」「実践助産学」「助産学関連領域」を設定して科目を配置する。

  1. 「助産学基礎領域」8科目は、助産学の基礎となる知識として概念や、倫理、人権について学び、助産師に求められる能力として〈助産における倫理的課題に対応する能力〉〈マタニティケア能力〉〈性と生殖のケア能力〉を培い、助産師としてのアイデンティティの基礎を築く科目群を設定した。
  2. 「実践助産学領域」13科目は、助産診断・技術を学び、助産ケアと助産管理、地域母子保健についても知識と技術を修得できるように配置した。助産師に求められる能力として〈助産における倫理的課題に対応する能力〉〈マタニティケア能力〉〈性と生殖のケア能力〉〈専門的自律能力〉を培い、自律した助産活動が実践できるように講義・演習・実習科目を設定した。
  3. 「助産学関連領域」3科目は、助産実践を行うための女性のセルフケアの向上を目指し、女性とその家族のライフサイクルにおける課題に対応するための助産活動に必要な知識・技術を修得する科目群を設定した。
  4. 学習過程においては、グルー プ討議や課題学習、結果の発表などのアクティブラーニングを実施する。

(学修成果の評価のあり方)

定期試験による総合評価、技術到達度評価、レポート課題の提出や課題に対するプレゼンテーション等を通じて学生自ら学習への取り組みの成果を示すことができること、及び学生から示されたそれらの成果が学修の成果として認められることをもって、学修成果の評価を行う。


<アドミッションポリシー>(入学者受入れの方針)

本専攻科は、山陽学園大学の教育理念「愛と奉仕」を基盤に、妊婦から出産と産後の生活が安全・安楽で正常に経過するよう、サポートできる助産師の育成を目指します。

本専攻科では次に揚げるような人を望ましい学生像とし、積極的に受け入れたいと考えています。

  1. 生命の誕生に真摯に向き合い、周産期医療の様々な場面において責任ある行動ができる人
  2. 高い倫理観を持ち、誠実な態度で助産学を探究し、主体的に行動することができる人
  3. 人と人との関係性を大切にし、地域と連携した母子保健の向上を目指すことができる人
健康栄養学科
<ディプロマポリシー>(学位授与の方針)

所定の単位を修得した場合には、卒業を認定し、短期大学士の学位が授与されます。

専門的な知識・技能・実践力を備えた人材の育成を目指しており、卒業までに身につけるべきこととして次のことがあげられます

  1. 「食」を通して人々の健康の維持・増進に貢献できる。
  2. 健康と「食」についての知識・技能・実践力をもつ。
  3. 健康と「食」に関する様々な情報を、科学的根拠に基づいて判断できる。
  4. 責任感を持ち、周囲と協力して仕事を進めることができる。
  5. 課題を発見し、それを解決するための取組ができる。

<カリキュラムポリシー>(教育課程編成・実施の方針)

「愛と奉仕」を教育理念とし、高い教養と専門的な知識や実践的な技能を身につけ協働して社会に貢献できる人材を育成するため、以下の方針に沿ってカリキュラムを組み立てています。

  1. 学生と教員とのコミュニケーションを大切にした授業を行う。
  2. 実習やボランティア活動に重点をおき、能動的な学びの中で、問題解決力、自己管理能力やチームワーク力、リーダーシップ力等を育てる。
  3. 栄養士免許取得に必要な専門教育科目は、専門基礎科目から専門科目へと体系的に開講する。
  4. 初年次教育科目として「知的生き方概論」および「一般教養基礎」を設け、短期大学教育への円滑な導入を図る。
  5. 「社会人入門」等のキャリア教育科目を通じて、栄養士としてのあるべき社会的役割を学ぶ。
  6. 学修の評価は、授業概要(シラバス)に記載されている【成績評価の方法・基準】(筆記試験、論文、実技、出席状況等)に基づいて科目担当教員が行う。成績の評価は、100点を満点、60点以上を合格として単位を認定する。

<アドミッションポリシー>(入学者受入れの方針)

 健康栄養学科は厚生労働省指定の栄養士養成施設であり、人々の健康の保持・増進に食と栄養(「食」)を通して貢献できる栄養士の養成を教育の柱としています。

 健康栄養学科が求める学生像は次のとおりです。

  1. 健康と「食」に関心をもつ人
  2. 健康と「食」について学び、栄養士として社会に貢献したいと考える人
  3. 周りの人を思いやり、協調して物事に取り組める人
  4. 目標に向かって不断の努力をする人
こども育成学科
<ディプロマポリシー>(学位授与の方針)

専門的な知識・技能・実践力を備えた人材の育成を目指しており、卒業までに身につけるべきこととして次に挙げることが求められます。所定の単位を修得した場合には、卒業を認定し、短期大学士の学位が授与されます。

  1. 専門分野の幅広い基礎知識と実践力をもつ。
  2. 「愛と奉仕」の精神を保育の専門職として具現化していくことができる。
  3. 問題を発見し、他者と協働しながら創造的に問題を解決していくことができる。
  4. 「講義」「演習」「実習」での学びやボランティア活動を通して、専門職としての職業人の教養を身につけ、社会に貢献できる。

<カリキュラムポリシー>(教育課程編成・実施の方針)

「愛と奉仕」を教育理念とし、高い教養と専門的な知識や実践的な技能を身につけ、協働して社会に貢献できる人材育成を目途とし、カリキュラムを組み立てています。

  1. 学生と教員とのコミュニケーションを大切にし、学生参加型の授業を行う。
  2. 実習やボランティア活動に重点をおき、実践的な学びの中で、自己管理能力やチームワーク力、リーダーシップ力等を育てる。
  3. 健康栄養学科との学科間交流を推進し、「食のわかる保育者」の育成に努め、幅広い視野に立った学びを展開する。
  4. 初年次教育科目として「知的生き方概論」を設け、短期大学教育への円滑な導入を図っていく。
  5. 「キャリアデザイン」等の科目によりキャリア教育を重視し、専門職としての取組みやあるべき社会的役割についても学ぶ。
  6. 学修の評価は、授業概要(シラバス)に記載されている【成績評価の方法・基準】(筆記試験、論文、実技等)に基づいて科目担当教員が行う。成績の評価は、100点を満点、60点以上を合格として単位を認定する。

<アドミッションポリシー>(入学者受入れの方針)

こども育成学科は、幼稚園教諭二種免許状と保育士資格の取得及びそれらを活かして卒業後に社会貢献することのできる人材育成を目指しています。こども育成学科が求める学生像は次のとおりです。

  1. 子どもや保育に関心があり、将来幼稚園教諭・保育士として社会に貢献したいと考えている人
  2. 免許・資格の取得に向けて意欲的に取り組むことのできる人
  3. 子どもの人格を尊重し、愛情を持って接することのできる人
  4. 自分の考えを持ちつつも人の意見に耳を傾けることのできる協調性のある人
  5. 基本的な生活習慣を身につけ、常識的な行動のとれる人

2021(R3)年度入学生用

総合人間学部 言語文化学科
<ディプロマポリシー>(学位授与の方針)

アドミッションポリシーを十分に理解して入学し、カリキュラムポリシーに沿って設定された授業科目を学び、学則に定める所定の単位を修得した学生には、卒業を認定し、「学士(人文学)」の学位を授与します。学位を授与される学生は、次の学修成果が認められることになります。

  1. 全学共通の必修である「山陽スタンダード科目」と各学科の実践科目の修得を通して、「愛と奉仕」の理念を学ぶとともに、国際社会や地域社会で積極的に貢献できるような実践力を身につけたと認められること。
  2. 専門分野の知識や技能だけでなく、社会人としてより良い人間関係を構築するための基礎的な教養や優れたコミュニケーション能力を身につけ、幅広い視野と多面的な思考力により、客観的な認識力や判断力を養ったと認められること。
  3. 「基礎演習Ⅰ、Ⅱ」「文章表現法Ⅰ、Ⅱ」「口頭表現法」「特別演習」「卒業研究Ⅰ、Ⅱ」の履修を通して、課題を発見し、探求するための思考力や判断力を身につけ、その成果を文章や口頭で伝える表現力を養ったと認められること。
  4. 「コミュニケーション概論Ⅰ、Ⅱ」「異文化理解演習Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ」の履修を通して、コミュニケーションの基礎や、異なる文化を受容するための多様な価値観を学び、多文化共生社会において、多様な人々と協働し、主体的に問題を解決する態度を身につけたと認められること。
  5. 選択した科目の履修により、各言語の運用能力を身につけ、その言語の背景となる地域の社会、歴史、文化の成り立ちが理解できていること。

<カリキュラムポリシー>(教育課程編成・実施の方針)

言語文化学科は、建学の理念である「愛と奉仕」の精神を基盤とし、言語理解だけでなく、異文化理解の深化を通じて、真の人間理解や、国際理解に基づいた共生社会の構築に貢献できる人材を養成することを目標としてカリキュラムを編成しています。

専門教育必修科目では、4年間を通して、思考力・判断力・表現力、コミュニケーション能力、異文化理解力を培います。この共通基盤の上に、「日本・アジア科目群」「英語科目群」「実習系・留学系科目群」の履修によって専門性を高め、国際化社会で必要とされる言語能力とコミュニケーション能力を備えた教養人の育成を目指します。

  1. 1年次には、山陽スタンダード科目「知的生き方概論」「人間学」を履修します。それと平行して、人文科学、社会科学、自然科学、外国語、情報科目、スポーツなどの幅広い分野で構成された「共通教育科目」によって広い視野を培います。
  2. 1年次には、少人数の演習形式による「基礎演習Ⅰ」「基礎演習Ⅱ」を初年次教育として履修します。これら2科目で大学生に必要な学習方法・研究方法の基礎と共生社会構築に必要な考え方や行動の仕方の基礎を学びます。
  3. 「基礎演習Ⅰ、Ⅱ」「文章表現法Ⅰ、Ⅱ」「口頭表現法」「特別演習」「卒業研究Ⅰ、Ⅱ」の履修を通して、課題を発見し、探求するための思考力や判断力を身につけ、その成果を文章や口頭で伝える表現力を育てます。
  4. 「コミュニケーション概論Ⅰ、Ⅱ」「異文化理解演習Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ」の履修により、コミュニケーションの基礎や、異なる文化を受容するための多様な価値観を学び、多文化共生社会において、多様な人々と協働し、主体的に問題を解決する態度を育てます。
  5. 「日本・アジア科目群」「英語科目群」「実習系・留学系科目群」の履修により、専門分野を体系的に学ぶことができます。日本語、中国語、ハングル、英語の運用能力を習得し、その言語の背景となる地域の社会、歴史、文化の成り立ちを理解します。
  6. 地域や国内、ひいては国際社会での貢献など、目指す分野(観光系産業など)や卒業後の希望進路に応じて科目を履修し、必要な単位を修得します。
  7. 「社会人入門」「ビジネス実務論」「企業協働型ラーニング」「NLPビジネス心理実践学」「経営学・キャリア学基礎」「一般教養論」「インターンシップ」などの就職支援科目を充実させ、社会人になるために必要なキャリア教育を進めます。
  8. 学習の評価は、シラバスに記載されている【成績評価の方法・基準】(筆記試験、論文、実技、出席状況等)に基づいて科目担当教員が行います。成績の評価は、100点を満点、60点以上を合格として単位を認定します。
  9. 第1・2年次においては、52単位以上を修得し、かつ累積GPA値1.00以上又は前年度GPA値1.00以上でなければ、第3年次配当の授業科目を履修することはできません。ただし、修得単位数に自由科目の単位は含めません。

<アドミッションポリシー>(入学者受入れの方針)

言語文化学科では、次のような人を積極的に受け入れたいと考えています。

  1. 日本を含めたアジアや英語圏の言語・文化・歴史・社会に関心を持ち、国際的視野で物事を考え、判断し、表現する力を身につけたい人
  2. 異文化間の交流やその影響などに関心があり、様々な人々との交流や協働を通じて主体的に学び、文化への理解を深めたい人
  3. 日本やアジアの言語と文化に関して、専門的な知識や技能を身に付け、それぞれの国や地域について発信したい人
  4. 英語と英語圏の文化に関する専門的な知識と技能を身に付け、国際的なコミュニケーションに役立つ英語運用能力を習得したい人
  5. 英語・国語の教員、学校図書館司書教諭、学芸員、司書、日本語教員等の資格を取得し、それを生かして活躍したい人
総合人間学部 生活心理学科
<ディプロマポリシー>(卒業認定・学位授与の方針)

アドミッションポリシーを十分に理解して入学し、カリキュラムポリシーに沿って設定された授業科目を学び、学則に定める所定の単位を修得した学生には、卒業を認定し「学士(生活心理学)」の学位を授与します。学位を授与される学生は、次の学修成果が認められることになります。

  1. 全学共通の必修である「山陽スタンダード科目」と各学科の実践科目の修得を通して、「愛と奉仕」の理念を学ぶとともに、国際社会や地域社会で積極的に貢献できるような実践力を身につけたと認められること。
  2. 専門分野の知識や技能だけでなく、社会人としてより良い人間関係を構築するための基礎的な教養や優れたコミュニケーション能力を身につけ、幅広い視野と多面的な思考力により、客観的な認識力や判断力を養ったと認められること。
  3. 「生活心理学概論」「心理学概論」「基礎演習A、B」「卒業研究Ⅰ、Ⅱ」「卒業論文Ⅰ、Ⅱ」の履修を通して、社会生活をおくる中でこころが関与する課題を発見し、探求するための思考力や判断力を身につけ、その成果を文章や口頭で伝える表現力を養ったと認められること。
  4. 「心理社会科目群」の履修により、 社会生活をおくる人の心理や行動を科学的に分析し、諸問題を解決する方策を提案し、実践する能力、「子ども支援科目群」の履修により、子どもの身体や心理、行動の特性を知り、子どもの健全な発達を支援する技能を身につけ、実践する能力の両方、または、いずれかを養ったと認められること。

<カリキュラムポリシー>(教育課程編成・実施の方針)

生活心理学科は、建学の理念である「愛と奉仕」の精神を基盤とし、人のこころと行動を探求する心理学を、人が生活をおくる社会システムや生活環境に関する科目とともに学修し、人間および社会生活を深く理解し、共生社会の構築に貢献できる人材を育成することを目標としてカリキュラムを編成しています。

専門教育科目の「生活心理学科目群」の必修科目では、社会生活をおくる中でこころが関与する課題を発見し、探求するための思考力や判断力を身につけ、その成果を文章や口頭で伝える表現力を培います。この共通基盤の上に、「心理社会科目群」「子ども支援科目群」の履修によって専門性を高め、社会生活における諸問題を、心理学,社会システム,生活環境の観点から、より良い社会生活を提案できる能力を備えた教養人の育成を目指します。

  1. 1年次には、山陽スタンダード科目「知的生き方概論」「人間学」を履修します。それと並行して、人文科学、社会科学、自然科学、外国語、情報科目、スポーツなどの幅広い分野で構成された「共通教育科目」によって広い視野を培います。
  2. 1年次には、少人数の演習形式による「基礎演習A」「基礎演習B」を初年次教育として履修します。これら2科目で、大学生に必要な学習方法・研究方法の基礎と共生社会構築に必要な考え方や行動の仕方の基礎を学びます。
  3. 「生活心理学概論」「心理学概論」「基礎演習A、B」「卒業研究Ⅰ、Ⅱ」「卒業論文Ⅰ、Ⅱ」の履修を通して、社会生活をおくる中でこころが関与する課題を発見し、探求するための思考力や判断力を身につけ、その成果を文章や口頭で伝える表現力を育てます。
  4. 「心理社会科目群」の履修により、 社会生活をおくる人の心理や行動を科学的に分析し、諸問題を解決する方策を提案し、実践する能力、「子ども支援科目群」の履修により、子どもの身体や心理、行動の特性を知り、子どもの健全な発達を支援する技能を身につけ、実践する能力を育てます。
  5. 卒業後の進路希望に応じて、「生活心理学科目群」「心理社会科目群」「子ども支援科目群」から科目を履修し、必要な単位を修得します。
  6. 「社会人入門」「ビジネス実務論」「企業協働型ラーニング」「NLPビジネス心理実践学」「経営学・キャリア学基礎」「一般教養論」「インターンシップ」などの就職支援科目を充実させ、社会人になるために必要なキャリア教育を進めます。
  7. 学習の評価は、シラバスに記載されている【成績評価の方法・基準】(筆記試験、論文、実技、出席状況等)に基づいて科目担当教員が行います。成績の評価は、100点を満点、60点以上を合格として単位を認定します。
  8. 第1・2年次においては、52単位以上を修得し、かつ累積GPA値1.00以上又は前年度GPA値1.00以上でなければ、第3年次配当の授業科目を履修することはできません。ただし、修得単位数に自由科目の単位は含めません。

<アドミッションポリシー>(入学者受入れの方針)

生活心理学科は、次のような人を積極的に受け入れたいと考えています。

  1. 生活学と心理学の知識と方法論を学び、社会で活躍したい人
  2. 心理学と社会調査に関する専門的な知識と方法論を学び、科学的な分析力を身に付けて、社会で活躍したい人
  3. 心理学と子どもに関する専門的な知識と方法論を学び、子どもの支援に役立つ能力を身に付けて、社会で活躍したい人
  4. 学んだ知識と技術を用いて、主体的に多様な人々と協働してこころ豊かな生活を実現したい人
地域マネジメント学部 地域マネジメント学科
<ディプロマポリシー>(学位授与の方針)

学則に定める所定の単位を修得し、以下の能力を身に付けた学生に卒業の認定をして学士の学位を授与します。

  1. 地域を理解し、社会人としてより良い人間関係を構築し、協調しあえるコミュニケーション能力を身に付けている。
  2. 地域マネジメント学部の専門教育科目の学修により、幅広い基礎知識、専門力を身に付けている。
  3. 論理的思考能力をみがき、柔軟性ある応用力をもって、地域社会に積極的に貢献することができる。
  4. 安定的な判断力・認識力をもって改善する心を養い、向上心をもって物事に対処することができる。

<カリキュラムポリシー>(教育課程編成・実施の方針)

講義を中心とした「理論」の学修と、演習や地域に出ての実習による「実践」の往還と融合をとおして、地域マネジメント学を学びます。 地域・企業での長期実習を含む地域マネジメント実習(3年次前期)などの豊富な実践科目を導入し、地方創生の中核的人材として主体的・実践的に活躍できる人材を養成します。 カリキュラムは以下の理論科目(1.~ 3.)と実践科目(4.)からなる4本柱で組み立てられています。

  1. 学部基本科目として、地域社会・地域産業の現状を学び、課題を解決するための方法論を学修する。
  2. 「アグリ産業」「ものづくり産業」「商い産業」「政策と地域づくり」の4つの専修を設置し、それぞれの固有の教科内容や産業間の融合内容、さらに戦略的内容について学び、その適用例として地域の現状把握、地域の課題発見やその解決策等について学修する。
  3. 経営実務科目として、簿記・会計やファイナンシャルプランなど、マネジメント力の基盤となる知識・技能を修得し、実際の活動に活かす学修をする。
  4. 主体産業科目群等の理論科目と地域マネジメント実習等の実践科目の、いわゆる理論と実践の往還・融合で、効果的な学修をする。

<アドミッションポリシー>(入学者受入れの方針)

地域マネジメントには多様な才能が必要であるため、以下のような志を持つ学生を求めています。

  1. 食料等の生産により、地域の豊かさを実現する「アグリ産業」分野に関心があり、将来この分野で活躍したいと考えている人
  2. 地域の生産物を加工し価値を高める「ものづくり産業」分野に関心があり、将来この分野で活躍したいと考えている人
  3. 地域の産物や情報、資源を活用して、新たな事業をコーディネートするなど「商い産業」分野に関心があり、将来この分野で活躍したいと考えている人
  4. 各種産業の発展に関わる「地域政策・情報・まちづくり」分野に関心があり、関係機関と連携して地域づくりを推進するなど、将来この分野で活躍したいと考えている人
  5. アグリ・ものづくり・商い産業の枠を超え、これらを融合した新たな事業分野で活躍したいと考えている人
看護学部 看護学科
<ディプロマポリシー>(卒業認定・学位授与の方針)

学力向上のため、入学前学習の指導・初年次教育・キャリア教育・専門教育・国家試験対策・就職支援までの一貫した系統的学習を終了し、学修成果が認められることにより学位(看護学)を授与する。

  1. 幅広い教養を基盤とした豊かな人間性と倫理観を備え、コミュニケーション能力を十分に修得し、実践できること。
  2. 看護学に関する専門的知識・技術を修得し、あらゆる健康レベルや場における、科学的根拠に基づく的確な判断能力と問題解決能力を培い、これらを基盤とした看護実践能力を身に付けたと認められること。
  3. 医療の高度化・複雑化・多様化に対応し、科学的かつ最新、最善の看護を実践するため、専門性の深化や役割の広がりに応じ継続的に自己研鑽できると認められること。
  4. チーム医療の推進や職種間との役割分担・連携の進展に対応し、看護の専門性と役割を認識し、職種間の協調性と調整能力を身につけたと認められること。
  5. 地域における保健・医療・福祉ニーズを見極め、地域住民の健康生活を支援できる能力を体得したと認められること。

(卒業要件)
本学部を卒業するためには、4年以上在学し、かつ「共通教育科目」「専門基礎科目」「専門科目」の区分ごとに定められた単位数を修得し、全体で「卒業するために必要な総単位数」以上を修得していることが必要となる。

<カリキュラムポリシー>(教育課程編成・実施の方針)

本学教育の基本理念である「愛と奉仕」の精神をもとに、山陽スタンダード科目としての「知的生き方概論」「人間学」等の教養教育の重視、教養教育と専門教育の有機的連携が確保できるよう、教育課程を編成する。また、学科アクティブラーニング(主体的能動的学習)の導入により、教育研究・社会活動・地域貢献の活性化を目指す。

  1. 教育課程を「共通(全学・学部共通)教育科目」と「専門教育科目」に分け、専門教育科目をさらに「専門基礎科目」と「専門科目」に区分した。学年進行に伴って段階的に身につけるべき能力に対応できるよう、課程編成の主要概念を人間、健康、社会、環境、看護とする。
  2. 「共通教育科目」は、豊かな教養と人間愛を備え、科学的思考法を体得し、将来さまざまな看護場面に対応できるための基礎となる科目群を設定した。また初年次教育として、大学での学問に必要なスキルや、人間関係を確立するためのコミュニケーションなどを学ぶための科目を設ける。
  3. 「専門基礎科目」は、看護学を支持する科目で、人間、健康、社会、環境に関する理解を深め、健康、疾病、生活に関する理解に基づいた判断能力、調整能力が発揮できるための基礎となる科目群を設定する。
  4. 「専門科目」は看護学の知識・理論と技術を深めるもので、対象者の健康レベル、ライフサイクルに対応する看護に必要な知識・技術を修得するための科目群を設定する。特に、各看護学領域では、先ずそれぞれの看護学概論を学修した後に援助論・技術を学び、理論、知識、技術を統合するために臨地実習を行うよう構成する。
  5. 授業科目は上記の科目に加え、養護教諭一種免許に必要な科目(選択)を合わせた科目で構成される。

(学修の評価のあり方)
学修の評価は、シラバスに記載されている【成績評価の方法・基準】(筆記試験、論文、実技、出席状況等)に基づいて科目担当教員が行う。成績の評価は、100点を満点、60点以上を合格として単位を認定する。

(2年次生から3年次生への進級要件)
3年次科目を履修登録するためには、2年次後期までの看護師教育課程の必修科目の単位を修得し、かつ累積GPA値1.00以上又は前年度GPA値1.00以上でなければならない。
<アドミッションポリシー>(入学者受入れの方針)

看護学部は「愛と奉仕」の建学理念をもとに、豊かな教養と人間愛を備え、科学的思考法と専門的知識・技術を体得し、社会的に信頼される看護専門職者を育成することを教育目的とする。

この目的を実現するため、教育課程編成の主要概念を「人間」「健康」「社会」「環境」「看護」とし、共通教育科目と専門教育科目に大きく区分されたカリキュラムをもとに、あらゆる人に質の高い看護を提供できる看護専門職者の育成を目指す。

こうした観点に立ち、本学部では次に掲げるような人を望ましい学生像とし、積極的に受け入れたいと考えている。

  1. 看護学に関する専門的知識・技術を学び、将来看護専門職として活躍したいという意欲のある人
  2. 人間を愛し思いやりと優しさをもって、あらゆる人々とコミュニケーションがとれる人
  3. 社会状況の変化に対応し、専門職業人として生涯にわたり積極的に自己研鑽をしていける人
  4. 保健・医療・福祉サービスの質的向上を目指し、地域社会や国際社会に貢献したいという強い意志をもつ人
大学院 看護学研究科
<ディプロマポリシー>(学位授与の方針)

看護学研究科に 2 年以上在学し、修了要件となる単位を取得するとともに、修士論文または課題研究論文の審査および最終試験に合格し、以下の要件を満たす者に学位(修士(看護学))を授与する。

  1. 高度な専門的知識、倫理性を有し、質の高い看護実践ができる。
  2. 看護学の専門分野に関する研究に取り組み、看護学の進展に貢献できる。
  3. 高度な看護実践、教育・研究活動をとおして地域社会へ貢献できる。
  4. 看護学の発展に寄与することができる内容の修士論文(特別研究または課題研究)を作成することができ、またその内容について社会に還元できる。

<カリキュラムポリシー>(教育課程編成・実施の方針)

教育理念・教育目的に基づき、本研究科は、高度な専門的知識・能力を有する看護実践者および、創造性豊かな優れた研究・開発能力を持つ教育・研究者および、精神看護専門看護師の養成を目的に教育課程を編成した。

「地域住民と共に健康的コミュニティを創造する中で、人々の健康を実現するための、知識・技術の開発や方法を探求する」ための教育課程とし、「共通科目」と「専門科目」に区分し、専門科目には「看護学研究コース」と「精神看護 CNS コース」を設置した。

なお、「看護学研究コース」では看護学の教育・研究者および高度な教育成果を活用し、地域で活動する看護実践者を育成する。また「精神看護CNS コース」では、精神看護学分野において、総合的な判断力と組織的な問題解決力をもって活動し、精神看護実践の発展に貢献できる専門看護師 (CNS) の育成を目指す。

(1) 共通科目

共通科目は、看護学分野に関する基礎的素養を涵養する科目及び、専門的知識・技術の向上や開発などの研究活動を展開するための 10 科目を配置した。それらは、生命への尊厳と人間理解を深め、看護職が直面する倫理的課題への対応及び看護に関する諸理論を探求する「看護倫理」「看護理論」、裔度看護実践者として活動する上で必要な「臨床薬理学」「病態生理学」「フィジカルアセスメント」である。

さらに質の高い看護サービスの改革および、社会の健康問題に関する対応策に積極的に関与し、看護学を発展させることのできる人材を育成するため、「看護研究」「看護教育論」「看護管理論」「コンサルテーション論」を配置した。また、国際的な視点から医療・看護を探求する「国際医療論」を設けた。

(2) 専門科目

専門科目は、高度な専門的知識・能力を持つ看護専門職を担うための卓越した能力を培い、学生自らが看護学を研究していく上で必要な能力、技法を修得するための科目である。

地域の看護職のための専門的教育研究を中核とし、さらに精神看護学における高度な専門能力の獲得を目指す看護職のための精神看護CNS 科目を設定する。つまり専門科目では、高度な専門的知識・能力を持つ看護専門職を担うための卓越した能力を培い、学生自らが看護学を研究していく上で必要な能力、技法を修得し、看護学の実践分野で指導的役割を果たすため、「看護学研究コース」と「精神看護CNS コース」の 2 コースを設定した。

それぞれの看護学に特論と特論に基づく演習を配置し、各看護学の高度な専門的知識・技術を学ぶこととした。つまり、総論から各論へ実践的な専門的知識・技術を段階的に修得できるように科目を配置した。

特綸では、各看護学の対象や問題に焦点を当てその特性および課題と解決方法を創造的・先駆的に探求するための方法論、システム形成、資源開発、連携、ネットワーク等について探求する。また演習では、文献探索と批判的講読、グループワーク等により看護実践における現状の理解と課題の発見、探求を行う。

(学修成果の評価のあり方)

レポート課題の提出や課題に対するプレゼンテーション等を通じて学生自ら学習への取り組みの成果を示すことができること、及び学生から示されたそれらの成果の内容が学修の成果として認められることをもって、学修成果の評価を行う。


<アドミッションポリシー>(入学者受入れの方針)

本研究科では次に揚げるような人を望ましい学生像とし、積極的に受け入れたいと考えています。

  1. 看護学の基礎知識と総合的な学力を有し、豊かな人間性と高い探究心を持って、主体的に看護実践の向上に寄与できる人
  2. 高度専門職業人又は教育研究者として、看護学(知識および技能)の発展に貢献する意欲のある人
  3. 保健・医療・福祉の諸問題に積極的に取り組み、問題解決に向けた思考力や判断力を養いながら、研究を遂行できる人
  4. 高い倫理観を有し、地域社会に貢献する意思と責任感を持った人
助産学専攻科
<ディプロマポリシー>(学位授与の方針)

助産学専攻科は,女性と家族のライフサイクル全般において、安全で質の高い助産実践能力を培い、地域社会、国際社会の母子保健に貢献できる助産師の育成を目指している。以下のような能力を身につけ、かつ所定の単位を修めたものに対して修了証を授与する。

  1. 助産実践の対象となる全ての人に対して、敬意を持ち、温かく接すことができ、倫理的な態度で人と人との関係を築くことができる。
  2. 高度化する周産期医療に対応できる専門的知識と、技術を持ち、安全で対象者のニーズを満たすことのできるケアが提供できる。
  3. 助産師として女性の各期のリプロダクティブヘルス/ライツに関するアセスメント支援ができ、地域の母子保健に貢献できる。
  4. 自立した助産師としての責任と使命を認識し、変化のある社会において、生涯にわたり、自己研鑽ができる。

<カリキュラムポリシー>(教育課程編成・実施の方針)

修了証書授与に要求される能力を修得するために、助産学専攻科は、以下の方針でカリキュラムを編成する。

助産における倫理的課題に対応する能力〉〈マタニティケア能力〉〈性と生殖のケア能力〉〈専門的自律能力〉を主機能として、「助産学基礎領域」「実践助産学」「助産学関連領域」を設定して科目を配置する。

  1. 「助産学基礎領域」8科目は、助産学の基礎となる知識として概念や、倫理、人権について学び、助産師に求められる能力として〈助産における倫理的課題に対応する能力〉〈マタニティケア能力〉〈性と生殖のケア能力〉を培い、助産師としてのアイデンティティの基礎を築く科目群を設定した。
  2. 「実践助産学領域」13科目は、助産診断・技術を学び、助産ケアと助産管理、地域母子保健についても知識と技術を修得できるように配置した。助産師に求められる能力として〈助産における倫理的課題に対応する能力〉〈マタニティケア能力〉〈性と生殖のケア能力〉〈専門的自律能力〉を培い、自律した助産活動が実践できるように講義・演習・実習科目を設定した。
  3. 「助産学関連領域」3科目は、助産実践を行うための女性のセルフケアの向上を目指し、女性とその家族のライフサイクルにおける課題に対応するための助産活動に必要な知識・技術を修得する科目群を設定した。
  4. 学習過程においては、グルー プ討議や課題学習、結果の発表などのアクティブラーニングを実施する。

(学修成果の評価のあり方)

定期試験による総合評価、技術到達度評価、レポート課題の提出や課題に対するプレゼンテーション等を通じて学生自ら学習への取り組みの成果を示すことができること、及び学生から示されたそれらの成果が学修の成果として認められることをもって、学修成果の評価を行う。


<アドミッションポリシー>(入学者受入れの方針)

本専攻科は、山陽学園大学の教育理念「愛と奉仕」を基盤に、妊婦から出産と産後の生活が安全・安楽で正常に経過するよう、サポートできる助産師の育成を目指します。

本専攻科では次に揚げるような人を望ましい学生像とし、積極的に受け入れたいと考えています。

  1. 生命の誕生に真摯に向き合い、新たな状況や環境に責任のある行動ができる人
  2. 高い倫理観を持ち、誠実な態度で助産学を探究し、主体的に行動することができる人
  3. 人と人との関係性を大切にし、地域と連携した母子保健の向上を目指すことができる人
健康栄養学科
<ディプロマポリシー>(学位授与の方針)

所定の単位を修得した場合には、卒業を認定し、短期大学士の学位が授与されます。

専門的な知識・技能・実践力を備えた人材の育成を目指しており、卒業までに身につけるべきこととして次のことがあげられます。

  1. 「食」を通して人々の健康の維持・増進に貢献できる。
  2. 健康と「食」についての知識・技能・実践力をもつ。
  3. 健康と「食」に関する様々な情報を、科学的根拠に基づいて判断できる。
  4. 責任感を持ち、周囲と協力して仕事を進めることができる。
  5. 課題を発見し、それを解決するための取組ができる。

<カリキュラムポリシー>(教育課程編成・実施の方針)

「愛と奉仕」を教育理念とし、高い教養と専門的な知識や実践的な技能を身につけ協働して社会に貢献できる人材を育成するため、以下の方針に沿ってカリキュラムを組み立てています。

  1. 学生と教員とのコミュニケーションを大切にした授業を行う。
  2. 実習やボランティア活動に重点をおき、能動的な学びの中で、問題解決力、自己管理能力やチームワーク力、リーダーシップ力等を育てる。
  3. 栄養士免許取得に必要な専門教育科目は、専門基礎科目から専門科目へと体系的に開講する。
  4. 初年次教育科目として「知的生き方概論」および「一般教養基礎」を設け、短期大学教育への円滑な導入を図る。
  5. 「社会人入門」等のキャリア教育科目を通じて、栄養士としてのあるべき社会的役割を学ぶ。
  6. 学修の評価は、授業概要(シラバス)に記載されている【成績評価の方法・基準】(筆記試験、論文、実技、出席状況等)に基づいて科目担当教員が行う。成績の評価は、100点を満点、60点以上を合格として単位を認定する。

<アドミッションポリシー>(入学者受入れの方針)

健康栄養学科は厚生労働省指定の栄養士養成施設であり、人々の健康の保持・増進に食と栄養(「食」)を通して貢献できる栄養士の養成を教育の柱としています。

健康栄養学科が求める学生像は次のとおりです。

  1. 健康と「食」に関心をもつ人
  2. 健康と「食」について学び、栄養士として社会に貢献したいと考える人
  3. 周りの人を思いやり、協調して物事に取り組める人
  4. 目標に向かって不断の努力をする人
こども育成学科
<ディプロマポリシー>(学位授与の方針)

専門的な知識・技能・実践力を備えた人材の育成を目指しており、卒業までに身につけるべきこととして次に挙げることが求められます。所定の単位を修得した場合には、卒業を認定し、短期大学士の学位が授与されます。

  1. 専門分野の幅広い基礎知識と実践力をもつ。
  2. 「愛と奉仕」の精神を保育の専門職として具現化していくことができる。
  3. 問題を発見し、他者と協働しながら創造的に問題を解決していくことができる。
  4. 「講義」「演習」「実習」での学びやボランティア活動を通して、専門職としての職業人の教養を身につけ、社会に貢献できる。

<カリキュラムポリシー>(教育課程編成・実施の方針)

「愛と奉仕」を教育理念とし、高い教養と専門的な知識や実践的な技能を身につけ、協働して社会に貢献できる人材育成を目的とし、カリキュラムを組み立てています。

  1. 学生と教員とのコミュニケーションを大切にし、学生参加型の授業を行う。
  2. 実習やボランティア活動に重点をおき、実践的な学びの中で、自己管理能力やチームワーク力、リーダーシップ力等を育てる。
  3. 健康栄養学科との学科間交流を推進し、「保育のわかる栄養士」「食のわかる保育者」の育成に努め、幅広い視野に立った学びを展開する。
  4. 初年次教育科目として「知的生き方概論」を設け、本学の教育理念である「愛と奉仕」についての理解を深めるとともに短期大学教育への円滑な導入を図っていく。
  5. 「キャリアデザイン」等の科目によりキャリア教育を重視し、専門職としての取組みやあるべき社会的役割についても学ぶ。
  6. 学修の評価は、授業概要(シラバス)に記載されている【成績評価の方法・基準】(筆記試験、論文、実技、出席状況等)に基づいて科目担当教員が行う。成績の評価は、100点を満点、60点以上を合格として単位を認定する。

<アドミッションポリシー>(入学者受入れの方針)

こども育成学科は、幼稚園教諭二種免許と保育士資格の取得及びそれらを活かして卒業後に社会貢献することのできる人材育成を目指しています。こども育成学科が求める学生像は次のとおりです。

  1. 子どもや保育に関心があり、将来幼稚園教諭・保育士として社会に貢献したいと考えている人
  2. 免許・資格の取得に向けて意欲的に取り組むことのできる人
  3. 子どもの人格を尊重し、愛情を持って接することのできる人
  4. 自分の考えを持ちつつも人の意見に耳を傾けることのできる協調性のある人
  5. 基本的な生活習慣を身につけ、常識的な行動のとれる人

2020(R2)年度入学生用

総合人間学部 言語文化学科
<ディプロマポリシー>(学位授与の方針)

アドミッションポリシーを十分に理解して入学し、カリキュラムポリシーに沿って設定された授業科目を学び、学則に定める所定の単位を修得した学生には、卒業を認定し、「学士(人文学)」の学位を授与します。学位を授与される学生は、次の学修成果が認められることになります。

  1. 全学共通の必修である「山陽スタンダード科目」と各学科の実践科目の修得を通して、「愛と奉仕」の理念を学ぶとともに、国際社会や地域社会で積極的に貢献できるような実践力を身につけたと認められること。
  2. 専門分野の知識や技能だけでなく、社会人としてより良い人間関係を構築するための基礎的な教養や優れたコミュニケーション能力を身につけ、幅広い視野と多面的な思考力により、客観的な認識力や判断力を養ったと認められること。
  3. 「基礎演習Ⅰ、Ⅱ」「文章表現法Ⅰ、Ⅱ」「口頭表現法」「特別演習」「卒業研究Ⅰ、Ⅱ」の履修を通して、課題を発見し、探求するための思考力や判断力を身につけ、その成果を文章や口頭で伝える表現力を養ったと認められること。
  4. 「コミュニケーション概論Ⅰ、Ⅱ」「異文化理解演習Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ」の履修を通して、コミュニケーションの基礎や、異なる文化を受容するための多様な価値観を学び、多文化共生社会において、多様な人々と協働し、主体的に問題を解決する態度を身につけたと認められること。
  5. 選択した科目の履修により、各言語の運用能力を身につけ、その言語の背景となる地域の社会、歴史、文化の成り立ちが理解できていること。

<カリキュラムポリシー>(教育課程編成・実施の方針)

言語文化学科は、建学の理念である「愛と奉仕」の精神を基盤とし、言語理解だけでなく、異文化理解の深化を通じて、真の人間理解や、国際理解に基づいた共生社会の構築に貢献できる人材を養成することを目標としてカリキュラムを編成しています。

専門教育必修科目では、4年間を通して、思考力・判断力・表現力、コミュニケーション能力、異文化理解力を培います。この共通基盤の上に、「日本・アジア科目群」「英語科目群」「実習系・留学系科目群」の履修によって専門性を高め、国際化社会で必要とされる言語能力とコミュニケーション能力を備えた教養人の育成を目指します。

  1. 1年次には、山陽スタンダード科目「知的生き方概論」「人間学」を履修します。それと平行して、人文科学、社会科学、自然科学、外国語、情報科目、スポーツなどの幅広い分野で構成された「共通教育科目」によって広い視野を培います。
  2. 1年次には、少人数の演習形式による「基礎演習Ⅰ」「基礎演習Ⅱ」を初年次教育として履修します。これら2科目で大学生に必要な学習方法・研究方法の基礎と共生社会構築に必要な考え方や行動の仕方の基礎を学びます。
  3. 「基礎演習Ⅰ、Ⅱ」「文章表現法Ⅰ、Ⅱ」「口頭表現法」「特別演習」「卒業研究Ⅰ、Ⅱ」の履修を通して、課題を発見し、探求するための思考力や判断力を身につけ、その成果を文章や口頭で伝える表現力を育てます。
  4. 「コミュニケーション概論Ⅰ、Ⅱ」「異文化理解演習Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ」の履修により、コミュニケーションの基礎や、異なる文化を受容するための多様な価値観を学び、多文化共生社会において、多様な人々と協働し、主体的に問題を解決する態度を育てます。
  5. 「日本・アジア科目群」「英語科目群」「実習系・留学系科目群」の履修により、専門分野を体系的に学ぶことができます。日本語、中国語、ハングル、英語の運用能力を習得し、その言語の背景となる地域の社会、歴史、文化の成り立ちを理解します。
  6. 地域や国内、ひいては国際社会での貢献など、目指す分野や卒業後の希望進路に応じて科目を履修し、必要な単位を修得します。
  7. 「社会人入門」「ビジネス実務論」「企業協働型ラーニング」「NLPビジネス心理実践学」「経営学・キャリア学基礎」「一般教養論」「インターンシップ」などの就職支援科目を充実させ、社会人になるために必要なキャリア教育を進めます。
  8. 学習の評価は、シラバスに記載されている【成績評価の方法・基準】(筆記試験、論文、実技、出席状況等)に基づいて科目担当教員が行います。成績の評価は、100点を満点、60点以上を合格として単位を認定します。
  9. 第1・2年次においては、52単位以上を修得し、かつ累積GPA値1.00以上又は前年度GPA値1.00以上でなければ、第3年次配当の授業科目を履修することはできません。ただし、修得単位数に自由科目の単位は含めません。

<アドミッションポリシー>(入学者受入れの方針)

言語文化学科では、次のような人を積極的に受け入れたいと考えています。

  1. 日本を含めたアジアや英語圏の言語・文化・歴史・社会に関心を持ち、国際的視野で物事を考え、判断し、表現する力を身につけたい人
  2. 異文化間の交流やその影響などに関心があり、様々な人々との交流や協働を通じて主体的に学び、文化への理解を深めたい人
  3. 日本やアジアの言語と文化に関して、専門的な知識や技能を身に付け、それぞれの国や地域について発信したい人
  4. 英語と英語圏の文化に関する専門的な知識と技能を身に付け、国際的なコミュニケーションに役立つ英語運用能力を習得したい人
  5. 英語・国語の教員、学校図書館司書教諭、学芸員、司書、日本語教員等の資格を取得し、それを生かして活躍したい人
総合人間学部 生活心理学科
<ディプロマポリシー>(卒業認定・学位授与の方針)

アドミッションポリシーを十分に理解して入学し、カリキュラムポリシーに沿って設定された授業科目を学び、学則に定める所定の単位を修得した学生には、卒業を認定し「学士(生活心理学)」の学位を授与します。学位を授与される学生は、次の学修成果が認められることになります。

  1. 全学共通の必修である「山陽スタンダード科目」と各学科の実践科目の修得を通して、「愛と奉仕」の理念を学ぶとともに、国際社会や地域社会で積極的に貢献できるような実践力を身につけたと認められること。
  2. 専門分野の知識や技能だけでなく、社会人としてより良い人間関係を構築するための基礎的な教養や優れたコミュニケーション能力を身につけ、幅広い視野と多面的な思考力により、客観的な認識力や判断力を養ったと認められること。
  3. 「生活心理学概論」「心理学概論」「基礎演習A、B」「卒業研究Ⅰ、Ⅱ」「卒業論文Ⅰ、Ⅱ」の履修を通して、社会生活をおくる中でこころが関与する課題を発見し、探求するための思考力や判断力を身につけ、その成果を文章や口頭で伝える表現力を養ったと認められること。
  4. 「心理社会科目群」の履修により、 社会生活をおくる人の心理や行動を科学的に分析し、諸問題を解決する方策を提案し、実践する能力、「子ども支援科目群」の履修により、子どもの身体や心理、行動の特性を知り、子どもの健全な発達を支援する技能を身につけ、実践する能力の両方、または、いずれかを養ったと認められること。

<カリキュラムポリシー>(教育課程編成・実施の方針)

生活心理学科は、建学の理念である「愛と奉仕」の精神を基盤とし、人のこころと行動を探求する心理学を、人が生活をおくる社会システムや生活環境に関する科目とともに学修し、人間および社会生活を深く理解し、共生社会の構築に貢献できる人材を育成することを目標としてカリキュラムを編成しています。

専門教育科目の「生活心理学科目群」の必修科目では、社会生活をおくる中でこころが関与する課題を発見し、探求するための思考力や判断力を身につけ、その成果を文章や口頭で伝える表現力を培います。この共通基盤の上に、「心理社会科目群」「子ども支援科目群」の履修によって専門性を高め、社会生活における諸問題を、心理学,社会システム,生活環境の観点から、より良い社会生活を提案できる能力を備えた教養人の育成を目指します。

  1. 1年次には、山陽スタンダード科目「知的生き方概論」「人間学」を履修します。それと並行して、人文科学、社会科学、自然科学、外国語、情報科目、スポーツなどの幅広い分野で構成された「共通教育科目」によって広い視野を培います。
  2. 1年次には、少人数の演習形式による「基礎演習A」「基礎演習B」を初年次教育として履修します。これら2科目で、大学生に必要な学習方法・研究方法の基礎と共生社会構築に必要な考え方や行動の仕方の基礎を学びます。
  3. 「生活心理学概論」「心理学概論」「基礎演習A、B」「卒業研究Ⅰ、Ⅱ」「卒業論文Ⅰ、Ⅱ」の履修を通して、社会生活をおくる中でこころが関与する課題を発見し、探求するための思考力や判断力を身につけ、その成果を文章や口頭で伝える表現力を育てます。
  4. 「心理社会科目群」の履修により、 社会生活をおくる人の心理や行動を科学的に分析し、諸問題を解決する方策を提案し、実践する能力、「子ども支援科目群」の履修により、子どもの身体や心理、行動の特性を知り、子どもの健全な発達を支援する技能を身につけ、実践する能力を育てます。
  5. 卒業後の進路希望に応じて、「生活心理学科目群」「心理社会科目群」「子ども支援科目群」から科目を履修し、必要な単位を修得します。
  6. 「社会人入門」「ビジネス実務論」「企業協働型ラーニング」「NLPビジネス心理実践学」「経営学・キャリア学基礎」「一般教養論」「インターンシップ」などの就職支援科目を充実させ、社会人になるために必要なキャリア教育を進めます。
  7. 学習の評価は、シラバスに記載されている【成績評価の方法・基準】(筆記試験、論文、実技、出席状況等)に基づいて科目担当教員が行います。成績の評価は、100点を満点、60点以上を合格として単位を認定します。
  8. 第1・2年次においては、52単位以上を修得し、かつ累積GPA値1.00以上又は前年度GPA値1.00以上でなければ、第3年次配当の授業科目を履修することはできません。ただし、修得単位数に自由科目の単位は含めません。

<アドミッションポリシー>(入学者受入れの方針)

生活心理学科は、次のような人を積極的に受け入れたいと考えています。

  1. 生活学と心理学の知識と方法論を学び、社会で活躍したい人
  2. 心理学と社会調査に関する専門的な知識と方法論を学び、科学的な分析力を身に付けて、社会で活躍したい人
  3. 心理学と子どもに関する専門的な知識と方法論を学び、子どもの支援に役立つ能力を身に付けて、社会で活躍したい人
  4. 学んだ知識と技術を用いて、主体的に多様な人々と協働してこころ豊かな生活を実現したい人
地域マネジメント学部 地域マネジメント学科
<ディプロマポリシー>(学位授与の方針)

学則に定める所定の単位を修得し、以下の能力を身に付けた学生に卒業の認定をして学士の学位を授与します。

  1. 地域を理解し、社会人としてより良い人間関係を構築し、協調しあえるコミュニケーション能力を身に付けている。
  2. 地域マネジメント学部の専門教育科目の学修により、幅広い基礎知識、専門力を身に付けている。
  3. 論理的思考能力をみがき、柔軟性ある応用力をもって、地域社会に積極的に貢献することができる。
  4. 安定的な判断力・認識力をもって改善する心を養い、向上心をもって物事に対処することができる。

<カリキュラムポリシー>(教育課程編成・実施の方針)

講義を中心とした「理論」の学修と、演習や地域に出ての実習による「実践」の往還と融合をとおして、地域マネジメント学を学びます。 地域・企業での長期実習を含む地域マネジメント実習(3年次前期)などの豊富な実践科目を導入し、地方創生の中核的人材として主体的・実践的に活躍できる人材を養成します。 カリキュラムは以下の理論科目(1.~ 3.)と実践科目(4.)からなる4本柱で組み立てられています。

  1. 学部基本科目として、地域社会・地域産業の現状を学び、課題を解決するための方法論を学修する。
  2. 「アグリ産業」「ものづくり産業」「商い産業」「政策と地域づくり」の4つの専修を設置し、それぞれの固有の教科内容や産業間の融合内容、さらに戦略的内容について学び、その適用例として地域の現状把握、地域の課題発見やその解決策等について学修する。
  3. 経営実務科目として、簿記・会計やファイナンシャルプランなど、マネジメント力の基盤となる知識・技能を修得し、実際の活動に活かす学修をする。
  4. 主体産業科目群等の理論科目と地域マネジメント実習等の実践科目の、いわゆる理論と実践の往還・融合で、効果的な学修をする。

<アドミッションポリシー>(入学者受入れの方針)

地域マネジメントには多様な才能が必要であるため、以下のような志を持つ学生を求めています。

  1. 食料等の生産により、地域の豊かさを実現する「アグリ産業」分野に関心があり、将来この分野で活躍したいと考えている人
  2. 地域の生産物を加工し価値を高める「ものづくり産業」分野に関心があり、将来この分野で活躍したいと考えている人
  3. 地域の産物や情報、資源を活用して、新たな事業をコーディネートするなど「商い産業」分野に関心があり、将来この分野で活躍したいと考えている人
  4. 各種産業の発展に関わる「地域政策・情報・まちづくり」分野に関心があり、関係機関と連携して地域づくりを推進するなど、将来この分野で活躍したいと考えている人
  5. アグリ・ものづくり・商い産業の枠を超え、これらを融合した新たな事業分野で活躍したいと考えている人
看護学部 看護学科
<ディプロマポリシー>(卒業認定・学位授与の方針)

学力向上のため、入学前学習の指導・初年次教育・キャリア教育・専門教育・国家試験対策・就職支援までの一貫した系統的学習を終了し、学修成果が認められることにより学位(看護学)を授与する。

  1. 幅広い教養を基盤とした豊かな人間性と倫理観を備え、コミュニケーション能力を十分に修得し、実践できること。
  2. 看護学に関する専門的知識・技術を修得し、あらゆる健康レベルや場における、科学的根拠に基づく的確な判断能力と問題解決能力を培い、これらを基盤とした看護実践能力を身に付けたと認められること。
  3. 医療の高度化・複雑化・多様化に対応し、科学的かつ最新、最善の看護を実践するため、専門性の深化や役割の広がりに応じ継続的に自己研鑽できると認められること。
  4. チーム医療の推進や職種間との役割分担・連携の進展に対応し、看護の専門性と役割を認識し、職種間の協調性と調整能力を身につけたと認められること。
  5. 地域における保健・医療・福祉ニーズを見極め、地域住民の健康生活を支援できる能力を体得したと認められること。

(卒業要件)
本学部を卒業するためには、4年以上在学し、かつ「共通教育科目」「専門基礎科目」「専門科目」の区分ごとに定められた単位数を修得し、全体で「卒業するために必要な総単位数」以上を修得していることが必要となる。

<カリキュラムポリシー>(教育課程編成・実施の方針)

本学教育の基本理念である「愛と奉仕」の精神をもとに、山陽スタンダード科目としての「知的生き方概論」「人間学」等の教養教育の重視、教養教育と専門教育の有機的連携が確保できるよう、教育課程を編成する。また、学科アクティブラーニング(主体的能動的学習)の導入により、教育研究・社会活動・地域貢献の活性化を目指す。

  1. 教育課程を「共通(全学・学部共通)教育科目」と「専門教育科目」に分け、専門教育科目をさらに「専門基礎科目」と「専門科目」に区分した。学年進行に伴って段階的に身につけるべき能力に対応できるよう、課程編成の主要概念を人間、健康、社会、環境、看護とする。
  2. 「共通教育科目」は、豊かな教養と人間愛を備え、科学的思考法を体得し、将来さまざまな看護場面に対応できるための基礎となる科目群を設定した。また初年次教育として、大学での学問に必要なスキルや、人間関係を確立するためのコミュニケーションなどを学ぶための科目を設ける。
  3. 「専門基礎科目」は、看護学を支持する科目で、人間、健康、社会、環境に関する理解を深め、健康、疾病、生活に関する理解に基づいた判断能力、調整能力が発揮できるための基礎となる科目群を設定する。
  4. 「専門科目」は看護学の知識・理論と技術を深めるもので、対象者の健康レベル、ライフサイクルに対応する看護に必要な知識・技術を修得するための科目群を設定する。特に、各看護学領域では、先ずそれぞれの看護学概論を学修した後に援助論・技術を学び、理論、知識、技術を統合するために臨地実習を行うよう構成する。
  5. 授業科目は上記の科目に加え、養護教諭一種免許に必要な科目(選択)を合わせた科目で構成される。

(学修の評価のあり方)
学修の評価は、シラバスに記載されている【成績評価の方法・基準】(筆記試験、論文、実技、出席状況等)に基づいて科目担当教員が行う。成績の評価は、100点を満点、60点以上を合格として単位を認定する。

(2年次生から3年次生への進級要件)
3年次科目を履修登録するためには、2年次後期までの看護師教育課程の必修科目の単位を修得し、かつ累積GPA値1.00以上又は前年度GPA値1.00以上でなければならない。
<アドミッションポリシー>(入学者受入れの方針)

看護学部は「愛と奉仕」の建学理念をもとに、豊かな教養と人間愛を備え、科学的思考法と専門的知識・技術を体得し、社会的に信頼される看護専門職者を育成することを教育目的とする。

この目的を実現するため、教育課程編成の主要概念を「人間」「健康」「社会」「環境」「看護」とし、共通教育科目と専門教育科目に大きく区分されたカリキュラムをもとに、あらゆる人に質の高い看護を提供できる看護専門職者の育成を目指す。

こうした観点に立ち、本学部では次に掲げるような人を望ましい学生像とし、積極的に受け入れたいと考えている。

  1. 看護学に関する専門的知識・技術を学び、将来看護専門職として活躍したいという意欲のある人
  2. 人間を愛し思いやりと優しさをもって、あらゆる人々とコミュニケーションがとれる人
  3. 社会状況の変化に対応し、専門職業人として生涯にわたり積極的に自己研鑽をしていける人
  4. 保健・医療・福祉サービスの質的向上を目指し、地域社会や国際社会に貢献したいという強い意志をもつ人
大学院 看護学研究科
<ディプロマポリシー>(学位授与の方針)

看護学研究科に 2 年以上在学し、修了要件となる単位を取得するとともに、修士論文または課題研究論文の審査および最終試験に合格し、以下の要件を満たす者に学位(修士(看護学))を授与する。

  1. 高度な専門的知識、倫理性を有し、質の高い看護実践ができる。
  2. 看護学の専門分野に関する研究に取り組み、看護学の進展に貢献できる。
  3. 高度な看護実践、教育・研究活動をとおして地域社会へ貢献できる。
  4. 看護学の発展に寄与することができる内容の修士論文(特別研究または課題研究)を作成することができ、またその内容について社会に還元できる。

<カリキュラムポリシー>(教育課程編成・実施の方針)

教育理念・教育目的に基づき、本研究科は、高度な専門的知識・能力を有する看護実践者および、創造性豊かな優れた研究・開発能力を持つ教育・研究者および、精神看護専門看護師の養成を目的に教育課程を編成した。

「地域住民と共に健康的コミュニティを創造する中で、人々の健康を実現するための、知識・技術の開発や方法を探求する」ための教育課程とし、「共通科目」と「専門科目」に区分し、専門科目には「看護学研究コース」と「精神看護 CNS コース」を設置した。

なお、「看護学研究コース」では看護学の教育・研究者および高度な教育成果を活用し、地域で活動する看護実践者を育成する。また「精神看護CNS コース」では、精神看護学分野において、総合的な判断力と組織的な問題解決力をもって活動し、精神看護実践の発展に貢献できる専門看護師 (CNS) の育成を目指す。

(1) 共通科目

共通科目は、看護学分野に関する基礎的素養を涵養する科目及び、専門的知識・技術の向上や開発などの研究活動を展開するための 10 科目を配置した。それらは、生命への尊厳と人間理解を深め、看護職が直面する倫理的課題への対応及び看護に関する諸理論を探求する「看護倫理」「看護理論」、裔度看護実践者として活動する上で必要な「臨床薬理学」「病態生理学」「フィジカルアセスメント」である。

さらに質の高い看護サービスの改革および、社会の健康問題に関する対応策に積極的に関与し、看護学を発展させることのできる人材を育成するため、「看護研究」「看護教育論」「看護管理論」「コンサルテーション論」を配置した。また、国際的な視点から医療・看護を探求する「国際医療論」を設けた。

(2) 専門科目

専門科目は、高度な専門的知識・能力を持つ看護専門職を担うための卓越した能力を培い、学生自らが看護学を研究していく上で必要な能力、技法を修得するための科目である。

地域の看護職のための専門的教育研究を中核とし、さらに精神看護学における高度な専門能力の獲得を目指す看護職のための精神看護CNS 科目を設定する。つまり専門科目では、高度な専門的知識・能力を持つ看護専門職を担うための卓越した能力を培い、学生自らが看護学を研究していく上で必要な能力、技法を修得し、看護学の実践分野で指導的役割を果たすため、「看護学研究コース」と「精神看護CNS コース」の 2 コースを設定した。

それぞれの看護学に特論と特論に基づく演習を配置し、各看護学の高度な専門的知識・技術を学ぶこととした。つまり、総論から各論へ実践的な専門的知識・技術を段階的に修得できるように科目を配置した。

特綸では、各看護学の対象や問題に焦点を当てその特性および課題と解決方法を創造的・先駆的に探求するための方法論、システム形成、資源開発、連携、ネットワーク等について探求する。また演習では、文献探索と批判的講読、グループワーク等により看護実践における現状の理解と課題の発見、探求を行う。

(学修成果の評価のあり方)

レポート課題の提出や課題に対するプレゼンテーション等を通じて学生自ら学習への取り組みの成果を示すことができること、及び学生から示されたそれらの成果の内容が学修の成果として認められることをもって、学修成果の評価を行う。


<アドミッションポリシー>(入学者受入れの方針)

本研究科では次に揚げるような人を望ましい学生像とし、積極的に受け入れたいと考えています。

  1. 看護学の基礎知識と総合的な学力を有し、豊かな人間性と高い探究心を持って、主体的に看護実践の向上に寄与できる人
  2. 高度専門職業人又は教育研究者として、看護学(知識および技能)の発展に貢献する意欲のある人
  3. 保健・医療・福祉の諸問題に積極的に取り組み、間題解決に向けた思考力や判断力を養いながら、研究を遂行できる人
  4. 高い倫理観を有し、地域社会に貢献する意思と責任感を持った人
助産学専攻科
<ディプロマポリシー>(学位授与の方針)

助産学専攻科は,女性と家族のライフサイクル全般において、安全で質の高い助産実践能力を培い、地域社会、国際社会の母子保健に貢献できる助産師の育成を目指している。以下のような能力を身につけ、かつ所定の単位を修めたものに対して修了証を授与する。

  1. 助産実践の対象となる全ての人に対して、敬意を持ち、温かく接すことができ、倫理的な態度で人と人との関係を築くことができる。
  2. 高度化する周産期医療に対応できる専門的知識と、技術を持ち、安全で対象者のニーズを満たすことのできるケアが提供できる。
  3. 助産師として女性の各期のリプロダクティブヘルス/ライツに関するアセスメント支援ができ、地域の母子保健に貢献できる。
  4. 自立した助産師としての責任と使命を認識し、変化のある社会において、生涯にわたり、自己研鑽ができる。

<カリキュラムポリシー>(教育課程編成・実施の方針)

修了証書授与に要求される能力を修得するために、助産学専攻科は、以下の方針でカリキュラムを編成する。

助産における倫理的課題に対応する能力〉〈マタニティケア能力〉〈性と生殖のケア能力〉〈専門的自律能力〉を主機能として、「助産学基礎領域」「実践助産学」「助産学関連領域」を設定して科目を配置する。

  1. 「助産学基礎領域」8科目は、助産学の基礎となる知識として概念や、倫理、人権について学び、助産師に求められる能力として〈助産における倫理的課題に対応する能力〉〈マタニティケア能力〉〈性と生殖のケア能力〉を培い、助産師としてのアイデンティティの基礎を築く科目群を設定した。
  2. 「実践助産学領域」13科目は、助産診断・技術を学び、助産ケアと助産管理、地域母子保健についても知識と技術を修得できるように配置した。助産師に求められる能力として〈助産における倫理的課題に対応する能力〉〈マタニティケア能力〉〈性と生殖のケア能力〉〈専門的自律能力〉を培い、自律した助産活動が実践できるように講義・演習・実習科目を設定した。
  3. 「助産学関連領域」3科目は、助産実践を行うための女性のセルフケアの向上を目指し、女性とその家族のライフサイクルにおける課題に対応するための助産活動に必要な知識・技術を修得する科目群を設定した。
  4. 学習過程においては、グルー プ討議や課題学習、結果の発表などのアクティブラーニングを実施する。

(学修成果の評価のあり方)

定期試験による総合評価、技術到達度評価、レポート課題の提出や課題に対するプレゼンテーション等を通じて学生自ら学習への取り組みの成果を示すことができること、及び学生から示されたそれらの成果が学修の成果として認められることをもって、学修成果の評価を行う。


<アドミッションポリシー>(入学者受入れの方針)

本専攻科では、本学の基本理念である「愛と奉仕」を基盤として、女性と家族が安心して出産や育児ができ、生涯をとおして健康な生活が送れることの支援ができる助産師を育成します。

本専攻科では次に揚げるような人を望ましい学生像とし、積極的に受け入れたいと考えています。

  1. 命の誕生に真摯に向き合い、責任のある行動ができる力を持っている人
  2. 高い倫理観を持ち、誠実な態度で助産学を追究することができる人
  3. 人と人との関係性を大切にし、地域の母子保健の向上を目指すことのできる人
健康栄養学科
<ディプロマポリシー>(学位授与の方針)

所定の単位を修得した場合には、卒業を認定し、短期大学士の学位が授与されます。

専門的な知識・技能・実践力を備えた人材のとして、卒業までに身につけるべきこととして次のことがあげられます。

  1. 健康・食・栄養についての幅広い知識と実践力を身に付けている。
  2. 食と栄養の面から人々の健康の保持・増進に貢献できる。
  3. 健康・食・栄養に関する様々な情報について科学的根拠にもとづき判断できる。
  4. 明確な職業観を持ち栄養士として周囲と協力して仕事を進めることができる。

<カリキュラムポリシー>(教育課程編成・実施の方針)

「愛と奉仕」を教育理念とし、高い教養と専門的な知識や実践的な技能を身につけ協働して社会に貢献できる人材を育成するため、以下の方針に沿ってカリキュラムを組み立てています。

  1. 学生と教員とのコミュニケーションを大切にした授業を行う。
  2. 実習やボランティア活動に重点をおき、能動的な学びの中で、問題解決力、自己管理能力やチームワーク力、リーダーシップ力等を育てる。
  3. 栄養士免許取得に必要な専門教育は、専門基礎科目から専門応用科目へと体系的に展開する。
  4. 初年次教育科目として「知的生き方概論」および「一般教養基礎」を設け、短期大学教育への円滑な導入を図る。
  5. 「社会人入門」、「インターンシップ」等のキャリア教育科目を通じて、栄養士としてのあるべき社会的役割を学び職業観の確立を図る。
  6. 学修の評価は、授業概要(シラバス)に記載されている【成績評価の方法・基準】(筆記試験、論文、実技、出席状況等)に基づいて科目担当教員が行う。成績の評価は、100点を満点、60点以上を合格として単位を認定する。

<アドミッションポリシー>(入学者受入れの方針)

健康栄養学科は厚生労働省指定の栄養士養成施設であり、「食」を通して人々の健康の保持・増進に貢献できる栄養士の養成を教育の柱としています。

健康栄養学科が求める学生像は次のとおりです。

  1. 「食」に関することに関心をもつ人
  2. 周りの人を思いやり、協調して物事に取り組める人
  3. 目標に向かって不断の努力ができる人
  4. 「食」を科学的に学び、「食」の面から社会に貢献したい人
こども育成学科
<ディプロマポリシー>(学位授与の方針)

専門的な知識・技能・実践力を備えた人材の育成を目指しており、卒業までに身につけるべきこととして次に挙げることが求められます。所定の単位を修得した場合には、卒業を認定し、短期大学士の学位が授与されます。

  1. 専門分野の幅広い基礎知識と実践力をもつ。
  2. 「愛と奉仕」の精神を保育の専門職として具現化していくことができる。
  3. 問題を発見し、他者と協働しながら創造的に問題を解決していくことができる。
  4. 「講義」「演習」「実習」での学びやボランティア活動を通して、専門職としての職業人の教養を身につけ、社会に貢献できる。

<カリキュラムポリシー>(教育課程編成・実施の方針)

「愛と奉仕」を教育理念とし、高い教養と専門的な知識や実践的な技能を身につけ、協働して社会に貢献できる人材育成を目的とし、カリキュラムを組み立てています。

  1. 学生と教員とのコミュニケーションを大切にし、学生参加型の授業を行う。
  2. 実習やボランティア活動に重点をおき、実践的な学びの中で、自己管理能力やチームワーク力、リーダーシップ力等を育てる。
  3. 健康栄養学科との学科間交流を推進し、「保育のわかる栄養士」「食のわかる保育者」の育成に努め、幅広い視野に立った学びを展開する。
  4. 初年次教育科目として「知的生き方概論」を設け、本学の教育理念である「愛と奉仕」についての理解を深めるとともに短期大学教育への円滑な導入を図っていく。
  5. 「キャリアデザイン」等の科目によりキャリア教育を重視し、専門職としての取組みやあるべき社会的役割についても学ぶ。
  6. 学修の評価は、授業概要(シラバス)に記載されている【成績評価の方法・基準】(筆記試験、論文、実技、出席状況等)に基づいて科目担当教員が行う。成績の評価は、100点を満点、60点以上を合格として単位を認定する。

<アドミッションポリシー>(入学者受入れの方針)

こども育成学科は、幼稚園教諭二種免許と保育士資格の取得及びそれらを活かして卒業後に社会貢献することのできる人材育成を目指しています。こども育成学科が求める学生像は次のとおりです。

  1. 子どもや保育に関心があり、将来幼稚園教諭・保育士として社会に貢献したいと考えている人
  2. 免許・資格の取得に向けて意欲的に取り組むことのできる人
  3. 子どもの人格を尊重し、愛情を持って接することのできる人
  4. 自分の考えを持ちつつも人の意見に耳を傾けることのできる協調性のある人
  5. 基本的な生活習慣を身につけ、常識的な行動のとれる人

2019(R1)年度入学生用

総合人間学部 言語文化学科
<ディプロマポリシー>(学位授与の方針)

アドミッションポリシーを十分に理解して入学し、カリキュラムポリシーに沿って設定された授業科目を学び、学則に定める所定の単位を修得した学生には、卒業を認定し、「学士(人文学)」の学位を授与します。学位を授与される学生は、次の学修成果が認められることになります。

  1. 全学共通の必修である「山陽スタンダード科目」と各学科の実践科目の修得を通して、「愛と奉仕」の理念を学ぶとともに、国際社会や地域社会で積極的に貢献できるような実践力を身につけたと認められること。
  2. 専門分野の知識や技能だけでなく、社会人としてより良い人間関係を構築するための基礎的な教養や優れたコミュニケーション能力を身につけ、幅広い視野と多面的な思考力により、客観的な認識力や判断力を養ったと認められること。
  3. 「基礎演習Ⅰ、Ⅱ」「文章表現法Ⅰ、Ⅱ」「口頭表現法」「特別演習」「卒業研究Ⅰ、Ⅱ」の履修を通して、課題を発見し、探求するための思考力や判断力を身につけ、その成果を文章や口頭で伝える表現力を養ったと認められること。
  4. 「コミュニケーション概論Ⅰ、Ⅱ」「異文化理解演習Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ」の履修を通して、コミュニケーションの基礎や、異なる文化を受容するための多様な価値観を学び、多文化共生社会において、多様な人々と協働し、主体的に問題を解決する態度を身につけたと認められること。
  5. 選択した科目の履修により、各言語の運用能力を身につけ、その言語の背景となる地域の社会、歴史、文化の成り立ちが理解できていること。

<カリキュラムポリシー>(教育課程編成・実施の方針)

言語文化学科は、建学の理念である「愛と奉仕」の精神を基盤とし、言語理解だけでなく、異文化理解の深化を通じて、真の人間理解や、国際理解に基づいた共生社会の構築に貢献できる人材を養成することを目標としてカリキュラムを編成しています。

専門教育必修科目では、4年間を通して、思考力・判断力・表現力、コミュニケーション能力、異文化理解力を培います。この共通基盤の上に、「日本・アジア科目群」「英語科目群」「実習系・留学系科目群」の履修によって専門性を高め、国際化社会で必要とされる言語能力とコミュニケーション能力を備えた教養人の育成を目指します。

  1. 1年次には、山陽スタンダード科目「知的生き方概論」「人間学」を履修します。それと平行して、人文科学、社会科学、自然科学、外国語、情報科目、スポーツなどの幅広い分野で構成された「共通教育科目」によって広い視野を培います。
  2. 1年次には、少人数の演習形式による「基礎演習Ⅰ」「基礎演習Ⅱ」を初年次教育として履修します。これら2科目で大学生に必要な学習方法・研究方法の基礎と共生社会構築に必要な考え方や行動の仕方の基礎を学びます。
  3. 「基礎演習Ⅰ、Ⅱ」「文章表現法Ⅰ、Ⅱ」「口頭表現法」「特別演習」「卒業研究Ⅰ、Ⅱ」の履修を通して、課題を発見し、探求するための思考力や判断力を身につけ、その成果を文章や口頭で伝える表現力を育てます。
  4. 「コミュニケーション概論Ⅰ、Ⅱ」「異文化理解演習Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ」の履修により、コミュニケーションの基礎や、異なる文化を受容するための多様な価値観を学び、多文化共生社会において、多様な人々と協働し、主体的に問題を解決する態度を育てます。
  5. 「日本・アジア科目群」「英語科目群」「実習系・留学系科目群」の履修により、専門分野を体系的に学ぶことができます。日本語、中国語、ハングル、英語の運用能力を習得し、その言語の背景となる地域の社会、歴史、文化の成り立ちを理解します。
  6. 地域や国内、ひいては国際社会での貢献など、目指す分野や卒業後の希望進路に応じて科目を履修し、必要な単位を修得します。
  7. 「社会人入門」「ビジネス実務論」「企業協働型ラーニング」「NLPビジネス心理実践学」「経営学・キャリア学基礎」「一般教養論」「インターンシップ」などの就職支援科目を充実させ、社会人になるために必要なキャリア教育を進めます。
  8. 学習の評価は、シラバスに記載されている【成績評価の方法・基準】(筆記試験、論文、実技、出席状況等)に基づいて科目担当教員が行います。成績の評価は、100点を満点、60点以上を合格として単位を認定します。
  9. 第1・2年次においては、52単位以上を修得し、かつ累積GPA値1.00以上又は前年度GPA値1.00以上でなければ、第3年次配当の授業科目を履修することはできません。ただし、修得単位数に自由科目の単位は含めません。

<アドミッションポリシー>(入学者受入れの方針)

言語文化学科では、次のような人を積極的に受け入れたいと考えています。

  1. 日本を含めたアジアや英語圏の言語・文化・歴史・社会に関心を持ち、国際的視野で物事を考え、判断し、表現する力を身につけたい人
  2. 異文化間の交流やその影響などに関心があり、様々な人々との交流や協働を通じて主体的に学び、文化への理解を深めたい人
  3. 日本やアジアの言語と文化に関して、専門的な知識や技能を身に付け、それぞれの国や地域について発信したい人
  4. 英語と英語圏の文化に関する専門的な知識と技能を身に付け、国際的なコミュニケーションに役立つ英語運用能力を習得したい人
  5. 英語・国語の教員、学校図書館司書教諭、学芸員、司書、日本語教員等の資格を取得し、それを生かして活躍したい人
総合人間学部 生活心理学科
<ディプロマポリシー>(卒業認定・学位授与の方針)

アドミッションポリシーを十分に理解して入学し、カリキュラムポリシーに沿って設定された授業科目を学び、学則に定める所定の単位を修得した学生には、卒業を認定し「学士(生活心理学)」の学位を授与します。学位を授与される学生は、次の学修成果が認められることになります。

  1. 全学共通の必修である「山陽スタンダード科目」と各学科の実践科目の修得を通して、「愛と奉仕」の理念を学ぶとともに、国際社会や地域社会で積極的に貢献できるような実践力を身につけたと認められること。
  2. 専門分野の知識や技能だけでなく、社会人としてより良い人間関係を構築するための基礎的な教養や優れたコミュニケーション能力を身につけ、幅広い視野と多面的な思考力により、客観的な認識力や判断力を養ったと認められること。
  3. 「生活心理学概論」「心理学概論」「基礎演習A、B」「卒業研究Ⅰ、Ⅱ」「卒業論文Ⅰ、Ⅱ」の履修を通して、社会生活をおくる中でこころが関与する課題を発見し、探求するための思考力や判断力を身につけ、その成果を文章や口頭で伝える表現力を養ったと認められること。
  4. 「心理社会科目群」の履修により、 社会生活をおくる人の心理や行動を科学的に分析し、諸問題を解決する方策を提案し、実践する能力、「子ども支援科目群」の履修により、子どもの身体や心理、行動の特性を知り、子どもの健全な発達を支援する技能を身につけ、実践する能力の両方、または、いずれかを養ったと認められること。

<カリキュラムポリシー>(教育課程編成・実施の方針)

生活心理学科は、建学の理念である「愛と奉仕」の精神を基盤とし、人のこころと行動を探求する心理学を、人が生活をおくる社会システムや生活環境に関する科目とともに学修し、人間および社会生活を深く理解し、共生社会の構築に貢献できる人材を育成することを目標としてカリキュラムを編成しています。

専門教育科目の「生活心理学科目群」の必修科目では、社会生活をおくる中でこころが関与する課題を発見し、探求するための思考力や判断力を身につけ、その成果を文章や口頭で伝える表現力を培います。この共通基盤の上に、「心理社会科目群」「子ども支援科目群」の履修によって専門性を高め、社会生活における諸問題を、心理学,社会システム,生活環境の観点から、より良い社会生活を提案できる能力を備えた教養人の育成を目指します。

  1. 1年次には、山陽スタンダード科目「知的生き方概論」「人間学」を履修します。それと並行して、人文科学、社会科学、自然科学、外国語、情報科目、スポーツなどの幅広い分野で構成された「共通教育科目」によって広い視野を培います。
  2. 1年次には、少人数の演習形式による「基礎演習A」「基礎演習B」を初年次教育として履修します。これら2科目で、大学生に必要な学習方法・研究方法の基礎と共生社会構築に必要な考え方や行動の仕方の基礎を学びます。
  3. 「生活心理学概論」「心理学概論」「基礎演習A、B」「卒業研究Ⅰ、Ⅱ」「卒業論文Ⅰ、Ⅱ」の履修を通して、社会生活をおくる中でこころが関与する課題を発見し、探求するための思考力や判断力を身につけ、その成果を文章や口頭で伝える表現力を育てます。
  4. 「心理社会科目群」の履修により、 社会生活をおくる人の心理や行動を科学的に分析し、諸問題を解決する方策を提案し、実践する能力、「子ども支援科目群」の履修により、子どもの身体や心理、行動の特性を知り、子どもの健全な発達を支援する技能を身につけ、実践する能力を育てます。
  5. 卒業後の進路希望に応じて、「生活心理学科目群」「心理社会科目群」「子ども支援科目群」から科目を履修し、必要な単位を修得します。
  6. 「社会人入門」「ビジネス実務論」「企業協働型ラーニング」「NLPビジネス心理実践学」「経営学・キャリア学基礎」「一般教養論」「インターンシップ」などの就職支援科目を充実させ、社会人になるために必要なキャリア教育を進めます。
  7. 学習の評価は、シラバスに記載されている【成績評価の方法・基準】(筆記試験、論文、実技、出席状況等)に基づいて科目担当教員が行います。成績の評価は、100点を満点、60点以上を合格として単位を認定します。
  8. 第1・2年次においては、52単位以上を修得し、かつ累積GPA値1.00以上又は前年度GPA値1.00以上でなければ、第3年次配当の授業科目を履修することはできません。ただし、修得単位数に自由科目の単位は含めません。

<アドミッションポリシー>(入学者受入れの方針)

生活心理学科は、次のような人を積極的に受け入れたいと考えています。

  1. 生活学と心理学の知識と方法論を学び、社会で活躍したい人
  2. 心理学と社会調査に関する専門的な知識と方法論を学び、科学的な分析力を身に付けて、社会で活躍したい人
  3. 心理学と子どもに関する専門的な知識と方法論を学び、子どもの支援に役立つ能力を身に付けて、社会で活躍したい人
  4. 学んだ知識と技術を用いて、主体的に多様な人々と協働してこころ豊かな生活を実現したい人
地域マネジメント学部 地域マネジメント学科
<ディプロマポリシー>(学位授与の方針)

学則に定める所定の単位を修得し、以下の能力を身に付けた学生に卒業の認定をして学士の学位を授与します。

  1. 地域を理解し、社会人としてより良い人間関係を構築し、協調しあえるコミュニケーション能力を身に付けている。
  2. 地域マネジメント学部の専門教育科目の学修により、幅広い基礎知識、専門力を身に付けている。
  3. 論理的思考能力をみがき、柔軟性ある応用力をもって、地域社会に積極的に貢献することができる。
  4. 安定的な判断力・認識力をもって改善する心を養い、向上心をもって物事に対処することができる。

<カリキュラムポリシー>(教育課程編成・実施の方針)

講義を中心とした「理論」の学修と、演習や地域に出ての実習による「実践」の往還と融合をとおして、地域マネジメント学を学びます。 地域・企業での長期実習を含む地域マネジメント実習(3年次前期)などの豊富な実践科目を導入し、地方創生の中核的人材として主体的・実践的に活躍できる人材を養成します。 カリキュラムは以下の理論科目(1.~ 3.)と実践科目(4.)からなる4本柱で組み立てられています。

  1. 学部基本科目として、地域社会・地域産業の現状を学び、課題を解決するための方法論を学修する。
  2. 「アグリ産業」「ものづくり産業」「商い産業」「政策と地域づくり」の4つの専修を設置し、それぞれの固有の教科内容や産業間の融合内容、さらに戦略的内容について学び、その適用例として地域の現状把握、地域の課題発見やその解決策等について学修する。
  3. 経営実務科目として、簿記・会計やファイナンシャルプランなど、マネジメント力の基盤となる知識・技能を修得し、実際の活動に活かす学修をする。
  4. 主体産業科目群等の理論科目と地域マネジメント実習等の実践科目の、いわゆる理論と実践の往還・融合で、効果的な学修をする。

<アドミッションポリシー>(入学者受入れの方針)

地域マネジメントには多様な才能が必要であるため、以下のような志を持つ学生を求めています。

  1. 食料等の生産により、地域の豊かさを実現する「アグリ産業」分野に関心があり、将来この分野で活躍したいと考えている人
  2. 地域の生産物を加工し価値を高める「ものづくり産業」分野に関心があり、将来この分野で活躍したいと考えている人
  3. 地域の産物や情報、資源を活用して、新たな事業をコーディネートするなど「商い産業」分野に関心があり、将来この分野で活躍したいと考えている人
  4. 各種産業の発展に関わる「地域政策・情報・まちづくり」分野に関心があり、関係機関と連携して地域づくりを推進するなど、将来この分野で活躍したいと考えている人
  5. アグリ・ものづくり・商い産業の枠を超え、これらを融合した新たな事業分野で活躍したいと考えている人
看護学部 看護学科
<ディプロマポリシー>(卒業認定・学位授与の方針)

学力向上のため、入学前学習の指導・初年次教育・キャリア教育・専門教育・国家試験対策・就職支援までの一貫した系統的学習を終了し、学修成果が認められることにより学位(看護学)を授与する。

  1. 幅広い教養を基盤とした豊かな人間性と倫理観を備え、コミュニケーション能力を十分に修得し、実践できること。
  2. 看護学に関する専門的知識・技術を修得し、あらゆる健康レベルや場における、科学的根拠に基づく的確な判断能力と問題解決能力を培い、これらを基盤とした看護実践能力を身に付けたと認められること。
  3. 医療の高度化・複雑化・多様化に対応し、科学的かつ最新、最善の看護を実践するため、専門性の深化や役割の広がりに応じ継続的に自己研鑽できると認められること。
  4. チーム医療の推進や職種間との役割分担・連携の進展に対応し、看護の専門性と役割を認識し、職種間の協調性と調整能力を身につけたと認められること。
  5. 地域における保健・医療・福祉ニーズを見極め、地域住民の健康生活を支援できる能力を体得したと認められること。

(卒業要件)
本学部を卒業するためには、4年以上在学し、かつ「共通教育科目」「専門基礎科目」「専門科目」の区分ごとに定められた単位数を修得し、全体で「卒業するために必要な総単位数」以上を修得していることが必要となる。

<カリキュラムポリシー>(教育課程編成・実施の方針)

本学教育の基本理念である「愛と奉仕」の精神をもとに、山陽スタンダード科目としての「知的生き方概論」「人間学」等の教養教育の重視、教養教育と専門教育の有機的連携が確保できるよう、教育課程を編成する。また、学科アクティブラーニング(主体的能動的学習)の導入により、教育研究・社会活動・地域貢献の活性化を目指す。

  1. 教育課程を「共通(全学・学部共通)教育科目」と「専門教育科目」に分け、専門教育科目をさらに「専門基礎科目」と「専門科目」に区分した。学年進行に伴って段階的に身につけるべき能力に対応できるよう、課程編成の主要概念を人間、健康、社会、環境、看護とする。
  2. 「共通教育科目」は、豊かな教養と人間愛を備え、科学的思考法を体得し、将来さまざまな看護場面に対応できるための基礎となる科目群を設定した。また初年次教育として、大学での学問に必要なスキルや、人間関係を確立するためのコミュニケーションなどを学ぶための科目を設ける。
  3. 「専門基礎科目」は、看護学を支持する科目で、人間、健康、社会、環境に関する理解を深め、健康、疾病、生活に関する理解に基づいた判断能力、調整能力が発揮できるための基礎となる科目群を設定する。
  4. 「専門科目」は看護学の知識・理論と技術を深めるもので、対象者の健康レベル、ライフサイクルに対応する看護に必要な知識・技術を修得するための科目群を設定する。特に、各看護学領域では、先ずそれぞれの看護学概論を学修した後に援助論・技術を学び、理論、知識、技術を統合するために臨地実習を行うよう構成する。
  5. 授業科目は上記の科目に加え、養護教諭一種免許に必要な科目(選択)を合わせた科目で構成される。

(学修の評価のあり方)
学修の評価は、シラバスに記載されている【成績評価の方法・基準】(筆記試験、論文、実技、出席状況等)に基づいて科目担当教員が行う。成績の評価は、100点を満点、60点以上を合格として単位を認定する。

(2年次生から3年次生への進級要件)
3年次科目を履修登録するためには、2年次後期までの看護師教育課程の必修科目の単位を修得し、かつ累積GPA値1.00以上又は前年度GPA値1.00以上でなければならない。
<アドミッションポリシー>(入学者受入れの方針)

看護学部は「愛と奉仕」の建学理念をもとに、豊かな教養と人間愛を備え、科学的思考法と専門的知識・技術を体得し、社会的に信頼される看護専門職者を育成することを教育目的とする。

この目的を実現するため、教育課程編成の主要概念を「人間」「健康」「社会」「環境」「看護」とし、共通教育科目と専門教育科目に大きく区分されたカリキュラムをもとに、あらゆる人に質の高い看護を提供できる看護専門職者の育成を目指す。

こうした観点に立ち、本学部では次に掲げるような人を望ましい学生像とし、積極的に受け入れたいと考えている。

  1. 看護学に関する専門的知識・技術を学び、将来看護専門職として活躍したいという意欲のある人
  2. 人間を愛し思いやりと優しさをもって、あらゆる人々とコミュニケーションがとれる人
  3. 社会状況の変化に対応し、専門職業人として生涯にわたり積極的に自己研鑽をしていける人
  4. 保健・医療・福祉サービスの質的向上を目指し、地域社会や国際社会に貢献したいという強い意志をもつ人
大学院 看護学研究科
<ディプロマポリシー>(学位授与の方針)

看護学研究科に 2 年以上在学し、修了要件となる単位を取得するとともに、修士論文または課題研究論文の審査および最終試験に合格し、以下の要件を満たす者に学位(修士(看護学))を授与する。

  1. 高度な専門的知識、倫理性を有し、質の高い看護実践ができる。
  2. 看護学の専門分野に関する研究に取り組み、看護学の進展に貢献できる。
  3. 高度な看護実践、教育・研究活動をとおして地域社会へ貢献できる。
  4. 看護学の発展に寄与することができる内容の修士論文(特別研究または課題研究)を作成することができ、またその内容について社会に還元できる。

<カリキュラムポリシー>(教育課程編成・実施の方針)

教育理念・教育目的に基づき、本研究科は、高度な専門的知識・能力を有する看護実践者および、創造性豊かな優れた研究・開発能力を持つ教育・研究者および、精神看護専門看護師の養成を目的に教育課程を編成した。

「地域住民と共に健康的コミュニティを創造する中で、人々の健康を実現するための、知識・技術の開発や方法を探求する」ための教育課程とし、「共通科目」と「専門科目」に区分し、専門科目には「看護学研究コース」と「精神看護 CNS コース」を設置した。

なお、「看護学研究コース」では看護学の教育・研究者および高度な教育成果を活用し、地域で活動する看護実践者を育成する。また「精神看護CNS コース」では、精神看護学分野において、総合的な判断力と組織的な問題解決力をもって活動し、精神看護実践の発展に貢献できる専門看護師 (CNS) の育成を目指す。

(1) 共通科目

共通科目は、看護学分野に関する基礎的素養を涵養する科目及び、専門的知識・技術の向上や開発などの研究活動を展開するための 10 科目を配置した。それらは、生命への尊厳と人間理解を深め、看護職が直面する倫理的課題への対応及び看護に関する諸理論を探求する「看護倫理」「看護理論」、裔度看護実践者として活動する上で必要な「臨床薬理学」「病態生理学」「フィジカルアセスメント」である。

さらに質の高い看護サービスの改革および、社会の健康問題に関する対応策に積極的に関与し、看護学を発展させることのできる人材を育成するため、「看護研究」「看護教育論」「看護管理論」「コンサルテーション論」を配置した。また、国際的な視点から医療・看護を探求する「国際医療論」を設けた。

(2) 専門科目

専門科目は、高度な専門的知識・能力を持つ看護専門職を担うための卓越した能力を培い、学生自らが看護学を研究していく上で必要な能力、技法を修得するための科目である。

地域の看護職のための専門的教育研究を中核とし、さらに精神看護学における高度な専門能力の獲得を目指す看護職のための精神看護CNS 科目を設定する。つまり専門科目では、高度な専門的知識・能力を持つ看護専門職を担うための卓越した能力を培い、学生自らが看護学を研究していく上で必要な能力、技法を修得し、看護学の実践分野で指導的役割を果たすため、「看護学研究コース」と「精神看護CNS コース」の 2 コースを設定した。

それぞれの看護学に特論と特論に基づく演習を配置し、各看護学の高度な専門的知識・技術を学ぶこととした。つまり、総論から各論へ実践的な専門的知識・技術を段階的に修得できるように科目を配置した。

特綸では、各看護学の対象や問題に焦点を当てその特性および課題と解決方法を創造的・先駆的に探求するための方法論、システム形成、資源開発、連携、ネットワーク等について探求する。また演習では、文献探索と批判的講読、グループワーク等により看護実践における現状の理解と課題の発見、探求を行う。

(学修成果の評価のあり方)

レポート課題の提出や課題に対するプレゼンテーション等を通じて学生自ら学習への取り組みの成果を示すことができること、及び学生から示されたそれらの成果の内容が学修の成果として認められることをもって、学修成果の評価を行う。


<アドミッションポリシー>(入学者受入れの方針)

本研究科では次に揚げるような人を望ましい学生像とし、積極的に受け入れたいと考えています。

  1. 看護学の基礎知識と総合的な学力を有し、豊かな人間性と高い探究心を持って、主体的に看護実践の向上に寄与できる人
  2. 高度専門職業人又は教育研究者として、看護学(知識および技能)の発展に貢献する意欲のある人
  3. 保健・医療・福祉の諸問題に積極的に取り組み、間題解決に向けた思考力や判断力を養いながら、研究を遂行できる人
  4. 高い倫理観を有し、地域社会に貢献する意思と責任感を持った人
助産学専攻科
<ディプロマポリシー>(学位授与の方針)

助産学専攻科は,女性と家族のライフサイクル全般において、安全で質の高い助産実践能力を培い、地域社会、国際社会の母子保健に貢献できる助産師の育成を目指している。以下のような能力を身につけ、かつ所定の単位を修めたものに対して修了証を授与する。

  1. 助産実践の対象となる全ての人に対して、敬意を持ち、温かく接すことができ、倫理的な態度で人と人との関係を築くことができる。
  2. 高度化する周産期医療に対応できる専門的知識と、技術を持ち、安全で対象者のニーズを満たすことのできるケアが提供できる。
  3. 助産師として女性の各期のリプロダクティブヘルス/ライツに関するアセスメント支援ができ、地域の母子保健に貢献できる。
  4. 自立した助産師としての責任と使命を認識し、変化のある社会において、生涯にわたり、自己研鑽ができる。

<カリキュラムポリシー>(教育課程編成・実施の方針)

修了証書授与に要求される能力を修得するために、助産学専攻科は、以下の方針でカリキュラムを編成する。

助産における倫理的課題に対応する能力〉〈マタニティケア能力〉〈性と生殖のケア能力〉〈専門的自律能力〉を主機能として、「助産学基礎領域」「実践助産学」「助産学関連領域」を設定して科目を配置する。

  1. 「助産学基礎領域」8科目は、助産学の基礎となる知識として概念や、倫理、人権について学び、助産師に求められる能力として〈助産における倫理的課題に対応する能力〉〈マタニティケア能力〉〈性と生殖のケア能力〉を培い、助産師としてのアイデンティティの基礎を築く科目群を設定した。
  2. 「実践助産学領域」13科目は、助産診断・技術を学び、助産ケアと助産管理、地域母子保健についても知識と技術を修得できるように配置した。助産師に求められる能力として〈助産における倫理的課題に対応する能力〉〈マタニティケア能力〉〈性と生殖のケア能力〉〈専門的自律能力〉を培い、自律した助産活動が実践できるように講義・演習・実習科目を設定した。
  3. 「助産学関連領域」3科目は、助産実践を行うための女性のセルフケアの向上を目指し、女性とその家族のライフサイクルにおける課題に対応するための助産活動に必要な知識・技術を修得する科目群を設定した。
  4. 学習過程においては、グルー プ討議や課題学習、結果の発表などのアクティブラーニングを実施する。

(学修成果の評価のあり方)

定期試験による総合評価、技術到達度評価、レポート課題の提出や課題に対するプレゼンテーション等を通じて学生自ら学習への取り組みの成果を示すことができること、及び学生から示されたそれらの成果が学修の成果として認められることをもって、学修成果の評価を行う。


<アドミッションポリシー>(入学者受入れの方針)

本専攻科では、本学の基本理念である「愛と奉仕」を基盤として、女性と家族が安心して出産や育児ができ、生涯をとおして健康な生活が送れることの支援ができる助産師を育成します。

本専攻科では次に揚げるような人を望ましい学生像とし、積極的に受け入れたいと考えています。

  1. 命の誕生に真摯に向き合い、責任のある行動ができる力を持っている人
  2. 高い倫理観を持ち、誠実な態度で助産学を追究することができる人
  3. 人と人との関係性を大切にし、地域の母子保健の向上を目指すことのできる人
食物栄養学科
<ディプロマポリシー>(学位授与の方針)

専門的な知識・技能・実践力を備えた人材の育成を目指し、卒業までに身につけるべきこととして次のことがあげられます。

所定の単位を修得した場合には、卒業を認定し、短期大学士の学位が授与されます。

  1. 「食」の面から人々の健康の維持・増進に貢献できる。
  2. 「食」についての幅広い知識と実践力をもつ。
  3. 「食」に関する様々な情報について科学的に思考し、判断できる。
  4. 責任感を持ち、周囲と協力して仕事を進めることができる。

<カリキュラムポリシー>(教育課程編成・実施の方針)

「愛と奉仕」を教育理念とし、高い教養と専門的な知識や実践的な技能を身につけ協働して社会に貢献できる人材を育成するため、以下の方針に沿ってカリキュラムを組み立てています。

  1. 学生と教員とのコミュニケーションを大切にした授業を行う。
  2. 実習やボランティア活動に重点をおき、能動的な学びの中で、問題解決力、自己管理能力やチームワーク力、リーダーシップ力等を育てる。
  3. 栄養士免許取得に必要な専門教育科目は、専門基礎科目から専門科目へと体系的に 開講する。
  4. 初年次教育科目として「知的生き方概論」および「一般教養基礎」を設け、短期 大学教育への円滑な導入を図る。
  5. 「社会人入門」等のキャリア教育科目を通じて、栄養士としてのあるべき社会的 役割を学ぶ。
  6. 学修の評価は、授業概要(シラバス)に記載されている【成績評価の方法・基準】(筆記試験、論文、実技、出席状況等)に基づいて科目担当教員が行う。成績の評価は、100点を満点、60点以上を合格として単位を認定する。

<アドミッションポリシー>(入学者受入れの方針)

食物栄養学科は厚生労働省指定の栄養士養成施設であり、「食」を通して人々の健康の保持・増進に貢献できる栄養士の養成を教育の柱としています。食物栄養学科が求める学生像は次の通りです。

  1. 「食」に関することに関心をもつ人
  2. 周りの人を思いやり、協調して物事に取り組める人
  3. 目標に向かって不断の努力ができる人
  4. 「食」を科学的に学び、「食」の面から社会に貢献したいと考える人
幼児教育学科
<ディプロマポリシー>(学位授与の方針)

専門的な知識・技能・実践力を備えた人材の育成を目指しており、卒業までに身につけるべきこととして次に挙げることが求められます。所定の単位を修得した場合には、卒業を認定し、短期大学士の学位が授与されます。

  1. 専門分野の幅広い基礎知識と実践力をもつ。
  2. 「愛と奉仕」の精神を保育の専門職として具現化していくことができる。
  3. 問題を発見し、他者と協働しながら創造的に問題を解決していくことができる。
  4. 「講義」「演習」「実習」での学びやボランティア活動を通して、専門職としての職業人の教養を身につけ、社会に貢献できる。

<カリキュラムポリシー>(教育課程編成・実施の方針)

「愛と奉仕」を教育理念とし、高い教養と専門的な知識や実践的な技能を身につけ、協働して社会に貢献できる人材育成を目的とし、カリキュラムを組み立てています。

  1. 学生と教員とのコミュニケーションを大切にし、学生参加型の授業を行う。
  2. 実習やボランティア活動に重点をおき、実践的な学びの中で、自己管理能力やチームワーク力、リーダーシップ力等を育てる。
  3. 食物栄養学科との学科間交流を推進し、「保育のわかる栄養士」「食のわかる保育者」の育成に努め、幅広い視野に立った学びを展開する。
  4. 初年次教育科目として「知的生き方概論」及び「一般教養基礎」を設け、短期大学教育への円滑な導入を図っていく。
  5. 「社会人入門」等の科目によりキャリア教育を重視し、専門職としての取組みやあるべき社会的役割についても学ぶ。
  6. 学修の評価は、授業概要(シラバス)に記載されている【成績評価の方法・基準】(筆記試験、論文、実技、出席状況等)に基づいて科目担当教員が行う。成績の評価は、100点を満点、60点以上を合格として単位を認定する。

<アドミッションポリシー>(入学者受入れの方針)

幼児教育学科は、幼稚園教諭二種免許と保育士資格の取得及びそれらを生かして卒業後に社会貢献することのできる人材育成を目指しています。幼児教育学科が求める学生像は次のとおりです。

  1. 子どもや保育に関心があり、将来幼稚園教諭・保育士として社会に貢献したいと考えている人
  2. 免許・資格の取得に向けて意欲的に取り組むことのできる人
  3. 子どもの人格を尊重し、愛情を持って接することのできる人
  4. 自分の考えを持ちつつも人の意見に耳を傾けることのできる協調性のある人
  5. 基本的な生活習慣を身につけ、常識的な行動のとれる人