建学の精神

建学の精神
山陽学園は、岡山キリスト教会の熱心な信徒たちにより、1886(明治19)年に設立された山陽英和女学校に始まります。「山陽英和女学校設立趣旨」には、「男女は車の両輪である」という今日の男女共同参画社会を見据えた開明的な理念を謳うとともに、キリスト教を道徳の基調とし、知徳兼ね備えた女性の育成を目的として今日に至っています。

特に明治・大正・昭和を通じて51年もの長い間、校長を務めた上代淑の献身的な努力により、「愛に生き、奉仕と感謝の生活を送りましょう」という教えが校風として定着し、高められてきました。この教えに従って、一人ひとりの生徒・学生は、豊かな教養と高い知性を身につけ、素直な人格を備えて幸福への道を歩み、広く世のために貢献することを生涯の課題として日々の人生を送っています。
愛と奉仕の精神
教育理念
山陽学園の教育理念は、「愛と奉仕」という言葉で表現されています。愛とは慈愛、慈悲、思いやりの心のこと。奉仕とは愛から生まれ、無償で人のために尽くすこと。この精神を基に学園創立以来「一人ひとりを大切に」する教育を行い、教師と生徒・学生が向かい合いながら成長することを学園の基本的な教育方針としています。